がごめ昆布 2011:05:13:07:03:50

2011年5月13日

 昨日(5月12日)日本テレビの「ケンミンショウ」という番組で、函館の「がごめ」大分の「クロメ」という粘々の強い海藻について取材をし放映していました。

 昨年、函館に行ったとき「がごめ昆布」を朝市で買ってきていました。探すと出てきたので試してみようと思っています。

がごめ昆布
 がごめ昆布は、真昆布と同じ北海道・南茅部地域に育つ、表面の凹凸が「かごめ」の形に似ていることが名前の由来の、とろみの強い昆布です。肉や加工食品などを食べると、身体は、わずかに酸性に傾きます。細胞の働きが弱くなり、血糖値も上がりやすくなります。がごめ昆布に豊富に含まれている成分や食物繊維は、糖分の消化・吸収を緩やかにして血糖値を調整し、全身の免疫を高めるのに役立ちます。また、新陳代謝を活発にする効果をはじめ、高血圧、動脈硬化、糖尿病などの予防にも有効とされ、ひとつの食材に含まれる健康成分が稀に見るほど豊富ということで、がごめ昆布が注目されています。

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数々の病気の予防に効く、がごめ昆布の効果効能
 がごめ昆布に多く含まれているアルギン酸は、日本人が多くとりがちな塩分を効率よく体外に排出する働きがあります。高血圧や動脈硬化の予防効果にすぐれ、脳卒中や心臓病を起こしにくくする作用もあります。ラミニンというアミノ酸は、一時的に血圧を下げる効果があります。
 
 水溶性食物繊維はコレステロールの吸収を抑制するはたらきがあります。食物繊維を摂取すると、便への胆汁酸の排泄量を増やし、血液をサラサラにする効果があります。さらに、悪玉コレステロールを分解し、高脂血症や動脈硬化の予防にも効果があります。
 
 がごめ昆布の豊富な水溶性食物繊維は、保水性・粘着性が高いので、消化物が胃から小腸へ移動する早さを遅くします。それと同時にブドウ糖の吸収も遅くし、食後の血糖値の上昇を抑える働きがあります。それによって糖尿病の予防にも効果を発揮するのです。
 
▼ 昆布の栄養素
 ○アルギン酸 → 血圧を下げる、コレステロール値を下げる。
 ○フコイダン → 胃の粘膜を保護し、炎症を修復する。全身の免疫力を高める。肝機能を高める。
 ○ヨウ素   → 甲状腺ホルモンの成分。基礎代謝を高め、皮膚、髪、爪などを健康にする。
 ○グルタミン → うまみ成分。脳の機能を活性化。ボケ防止、利尿。
 ○ミネラル  → 消化吸収率が良く、80%が体内に吸収される。(牛乳の23倍)
 ○カリウム  → 高血圧予防。(大豆の2.7倍)
 ○鉄分     (牛乳の39倍)
 ○カルシウム  (牛乳の6倍)
                     (インターネット記事参照)



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