生物季節観測 2011:03:24:07:05:40

2011年3月24日

 寒かったり暖かかったりする日が続いていますが、広島の桜の開花予想は3月26日となっています。(気象庁)少しつぼみは膨らんできていますが、今年は遅れるのではないでしょうか。このように季節を生物・動物で観測を気象庁が昔からやっています。

生物季節観測

 生物季節観測(せいぶつきせつかんそく)は、気象庁がおこなう、生物の動向で季節の移り変わりを調べる観測である。

 生物季節観測は、1953年に始まった。日本全国に分布し一律に観測しうる「規定種目」と、地域特性などから各地の気象台が独自に選んだ「選択種目」を観測している。サクラの開花やカエデの紅葉など生活に身近な生物に着目するので人びとの季節感に訴える手軽な指標である。同じ生物現象を毎年定点観測することによって、観測地点の季節の進み具合を過去と比較したり、季節の進み具合を他の地点と比較したりすることができる。いくつかの観測データは春の早まりと秋および冬の遅れを長期的傾向として示しており地球温暖化の可能性を示す具体的事例である。また手軽にできる気象観測なので環境教育の一環として学校などで同様の観測を行っているところもある。

 2003年、気象庁は16年ぶりに対象となる動植物を見直した。これまで測候所でも観測されていたが、測候所の廃止が決まっているので従来のようなきめ細かい地点での観測が出来なくなってしまうことになる。
 
規定種目
植物
 ウメ、ツバキ、タンポポ、サクラ、ヤマツツジ、ノダフジ、ヤマハギ、アジサイ、サルスベリ、ススキ、イチョウ、カエデ
動物
 ヒバリ、ウグイス、ツバメ、モンシロチョウ、キアゲハ、トノサマガエル、シオカラトンボ、ホタル、アブラゼミ、ヒグラシ、モズ

関連項目
 桜前線
 紅葉
 季節学
(フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)引用



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