正式出馬要請 2011:02:09:06:48:06
昨日(2月8日)、自由民主党広島県連合会(会長 岸田文雄衆議院議員)は、午後から幹事会・選挙対策委員会・役員会を開き、広島市長候補に中央労働委員会事務局長の【松井一實氏】を正式に擁立することを満場一致で決定しました。
本日(2月9日)岸田会長が本人に出馬要請を正式に行います。それを受けて松井氏は退職願を出されます。明日の閣議で承認され正式の出馬となる予定です。11日からの連休が広島デビューとなるのではないでしょうか。
慎重に行動してきましたが、ようやく決まりました。広島市議会では5期以下の議員が過去の反省の上に立ち、また、6期以上の議員の方々にも理解をいただき一致団結して事に当たってきました。それぞれ自分の選挙もありますが、このまま一致団結して4月10日まで突き進んでいきたいと考えています。
松井 一實(まついかずみ)
生年月日 : 昭和28(1953)年1月8日生
広島県出身(牛田小学校・牛田中学校・基町高校・京都大学法学部卒業)
<経 歴>
昭和51(1976)年 : 労働省入省
昭和60(1985)年 : 福岡県労働部職業安定課長
平成元(1989)年 : 在連合王国日本国大使館一等書記官 (ロンドン)
平成5 (1993)年 : 婦人局婦人労働課長
平成6 (1994)年 : 職業安定局高齢・障害者対策部高齢者雇用対策課長
平成8 (1996)年 : 労働基準局賃金時間部労働時間課長
平成9 (1997)年 : 職業安定局庶務課長
平成10(1998)年 : 労働基準局監督課長
平成11(1999)年 : 職業安定局雇用保険課長
平成12(2000)年 : 職業安定局雇用政策課長
平成13(2001)年 : 職業安定局総務課長
平成14(2002)年 : 大臣官房総務課長
平成15(2003)年 : 労働基準局勤労者生活部長
平成17(2005)年 : 大臣官房審議官(労働基準担当)
平成18(2006)年 : 大臣官房総括審議官(国際担当)
平成20(2008)年 : 中央労働委員会 事務局長
現在に至る
東京で語られた事
お父様は彫金師だったそうです。子供に頃からお父様の仕事ぶりを見て育ちました。大学に進学をするとき物づくりの仕事に就きたいと、京都大学工学部に入られたそうです。しかし、自分には合わないと気付き法学部に受け直し、司法試験と国家公務員上級試験を目指されたそうです。(大学は5年かかっている)国家試験上級試験に通り旧労働省に入られました。
昭和60年から福岡県労働部職業安定課長に赴任され、炭鉱労働者問題等で大変苦労をされたそうです。その業績を買われ、平成元年から在連合王国日本国大使館一等書記官 としてロンドンに赴任されました。それまで英会話は全くできなかったそうですが、猛勉強をし英会話を学ばれ、ロンドン在住5年間で英語会話については苦労をしないくらいになられたそうです。
平成元年からは 婦人局婦人労働課長 に就任され、上司の部長(女性)に「私は男尊女卑」の世界に育ちました」と言われたら上司の女性部長から「解ってるわよ、しっかり鍛えて上がるから覚悟しなさい」と言われたエピソードも語られました。その任のときセクシャルハラスメントの法律を書かれたそうです。
前にも書きましたが、幼馴染の奥様と結婚され、子供さんが4人おられるそうです。
年に1度か2度は広島へ帰られ、高校の同級生と酒を酌み交わし、広島を熱く語っていたとも話されました。
高級官僚にみられる冷たさは感じず、非常に気さくな庶民的な印象を持ちました。
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