市長選 2011:01:15:06:34:42

2011年1月15日

 四月の市長選についての途中経過を掲載します。

 昨年11月頃より、候補探しを始めました。非常に選挙に強い秋葉市長に勝てる人ということで、タレント・テレビのアナウンサー(女性も含む)・地元経済界・官僚等色々な人に当たりましたがすべて断られました。

 断られた理由に広島市議会保守系の議員が一つにまとまっていないという理由もありました。現在6会派に分かれています。(自由民主党新政クラブ・ひろしま政和クラブ・市民市政クラブ・爽志会・新保守クラブ・薫風会)

 十二月に入り、それぞれの会派の5期以下の議員が集まり一本になる話をしました。話はまとまり各会派に帰って6期以上の議員に了解を取ることを申し合わしました。それぞれの会派とも了解が取れ一本となることが決まっています。そして、5期以下の議員が市長候補を探す作業が始まりました。しかし、候補を受ける方が見つかりませんでした。

 1月4日秋葉市長の次期市長選不出馬で事態は一変しました。それまでの、市民受けのするイメージ候補・パーホーマンスの出来る人という候補探しでは無く、これからの広島市を本気で立て直しをできる人を探そうということになりました。

 1月13日5期以下の議員が集まり次のことを確認しました。

1、この12年間でガタガタになっている市役所組織を立て直せる人

2、疲弊している広島の経済活性化を目指す人

3、肥大化している平和行政を適正化できる人

 以上3点を基準に候補探しをするということで一致しました。それぞれの会派の6期以上の議員にも了解をもらいました。このことのできる候補は、行政のプロしか出来ないということで、やる気のある優秀な官僚にお願いするしか無いということになりました。このことを、夕方、自由民主党広島県連合会会長(岸田文雄衆議院議員)に報告に行きました。そこでは岸田県連会長を中心に広島県選出の国会議員に汗をかいてもらうということをお願いし、力強く了解をいただきました。岸田会長は1月末までには結論を出したいとの言葉をいただきました。

 1月13日自由民主党広島県連合会の役員会・14日の選挙対策委員会でも了解をいただきました。

 今までは、ベテラン議員が候補を探してきて、我々が応援をするという構図でした。候補が気に入らないと、こぼれていた議員もいました。しかし、今回は一本になりました。初めて、トップダウンではなくボトムアップで候補を絞れそうです。広島市議会始まって以来の出来事で、大きなチャンスが来ているような気がします。政令指定都市の札幌・仙台・広島・福岡(札仙広福)と比較してきた広島です。とんでもない遅れを取っている広島を立て直すための第一歩が始まった気がしています。

追伸

 昨日の【市民と市政】については、年28回、約43万部発行しています。秋葉市長の「市長日記」はほぼ毎号計143回掲載されました。ところが昨年5月1日号を最後に、市長日記は多忙を理由に突然休載されました。年間約1億4600万円経費がかかっています。

 それまで「市長日記」で、市長の政策(オリンピック・子供条例等)を説明してこられましたが市民の賛成を多く得られませんでした。そこで昨年の5月1日号をもって打ち切られたのではないでしょうか。またしても自分を中心とする考え方での打ち切りです。今回の決算特別委員会の発言は「市民と市政」の全否定となると思います。1億4600万円かけて作っている広報紙を否定されました。市民は結構楽しみにしている広報紙です。



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