馬肉会 2010:11:12:06:00:00

2010年11月12日

 11月8日に市民局スポーツ振興課オリンピック招致担当より「2020ヒロシマ・オリンピック基本計画(案)」に関する市民説明会の開催結果について報告がありました。

オリンピック招致市民説明会 結果                                  
第1日、10月21日木曜日18:30ー20:00  安佐北区    安佐北区総合福祉センター
                   80人  
第2日、10月22日金曜日18:30ー20:35  南区        南区役所別館
                                     53人            
第3日、10月24日日曜日14:30ー16:05  佐伯区      五日市公民館                 
                   75人  
第4日、10月25日月曜日10:00ー11:50  中区       中区地域福祉センター    
                  126人
第5日、10月26日火曜日18:30ー20:15  安佐南区    安佐南区総合福祉センター
                    62人
第6日、10月28日木曜日18:30ー20:05  安芸区      安芸区総合福祉センター
                    62人
第7日、10月29日金曜日14:30ー16:05  東区        東区総合福祉センター
                    80人
第8日、10月30日土曜日18:30ー20:50 西区        西区地域福祉センター
                    98人
 
計                  636人

自由意見として、
 ・平和のメッセージとして開催を賛成している意見が多かったようです。(理念に賛成)
 ・財政面、政治の道具として使わないで欲しいという反対の意見が多かったようです。

 市民説明会の結果の報告がありましたが、先日書きましたように市長が「8割に皆さんが理解が深まったと答えている。これをもとに、さらなる努力を続けていくということをしたいと思います。」と記者会見で答えられていますが、説明を聞いて、出来ると理解が深まった・出来ないと理解が深まった。と両方の意見があると思います。
 私も地域でオリンピック招致の説明を、事有るごとに話しています。伴地区にメイン会場が来ると言う事で、最初は期待をする市民が居ました。しかし、交通インフラ等を一切しない・財政問題・寄付による運営等を説明すると、サンフレッチェの試合で2万人ぐらいの観客で大塚地区に大変な交通渋滞を経験している地元住民は「とんでもない話だ」と怒っています。現実を直視して欲しいと思います。
 
 人口117万市民の広島で636人が説明を聞いたからと言って市民が理解を深めたと言う、傲慢な解釈をしようとしています。我々議会にするように、「市民には説明しました」という「アリバイ作り」に利用されたらたまった物ではありません。ボールは市長が持っています。そのボールを、議会や市民には投げず広島市以外の首長さんが構成する「招致検討委員会」にだけ投げています。12月末までに決定するとしていますが、このまま市長の「市長の専権事項」として手を挙げるのではないでしょうか?それも12月議会の終わった後の、金曜日の5時PM前後にマスコミ発表だと思います。もう一つは、決定を延期してズルズル引っぱっていく方法です。このオリンピック招致の目的は、市長選の多選批判を避けるための提案です。どのような形にしろ秋葉市長の思いどうりにしか行ないません。議会も市民も関係がない状態は変わりません。

 市民説明会でその区で見たことも無い人が沢山居たそうです。賛成意見を言うとその方達が全員で拍手をする。反対意見を言うとまた違う方達が拍手をする。と言う異様な雰囲気だったそうです。今、巷ではこの説明会のことを、「馬肉会」といっているそうです。答えは「さくらの会」です。


【さくらー偽客】色々説があります。
・江戸時代の芝居小屋で、派手に景気良く役者を誉めて客を呼び込むだけ呼び込み、自分自身はぱっといなくなってしまう、その行動から、ぱっと咲いて短時間でぱっと散ってしまう桜の花になぞらえて『さくら』と言われるようになった。

・日本国内では昔から桜はどこにでも咲いていて誰でも無料で見る事ができた。同様に役者に協力して客を沢山呼び込む代わりに、自分は芝居を無料で見物する、という人を、タダで見る=『さくら』というようになった。

 ちなみに、露天商人の間の隠語でさくらは『偽客』と書きます。



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