長崎孔子廟 2010:10:26:06:57:30
2010年10月26日
先日、長崎視察に行ったときに視察の合間を縫って「長崎孔子廟」に行きました。中に入り異国情緒を堪能しました。
孔子廟
長崎と中国の交流は深く、特に江戸時代幕府の鎖国政策の中でも、交易の窓口として開港していた長崎では、多くの中国人の来航がありました。外交、歴史、文化にとどまらず今でも長崎の生活スタイルに多くの影響を及ぼしています。明治26(1893)年、ときの清朝政府の提唱で華僑が建てたもので、中国国外で唯一中国人によって建立された孔子廟。美しい色彩の建物は華南と華北の建築様式が混ざり合っている。その後いくどかの改築で本格派の中国式孔子廟として現在に至っています。
このような経過の中で、1983年には、中日両国人民の相互理解と文化交流の強化を目的に博物館を新設し、1990年には北京故宮博物院提供の<北京故宮宮廷文物展> として、2年おきに展示品を入れ替え中国文化の至極の品々の紹介をいたしております。
(孔子廟・中国歴史博物館ホームページ引用)
特に、72賢人の石造に圧倒されました。空を見ているもの、魚を持っているもの色々な表情の石造は圧巻でした。数えはしませんでしたが、72体あるそうです。
向かって左側の石造
向かって右側の石造
出口に孔子(儒教)の八徳の看板がありました。
孔子の教え八徳
★孝=心配かけず親孝行すること。
★悌=兄弟仲良くして助け合うこと。
★忠=正しいまっすぐの心、自分にも、嘘のない真心を持つ事。
★信=人に対してうそのない真心を持つ事。
★禮=礼儀正しくすること
★義=正しい行いをして、悪い事をしない事。
★廉=欲張って物を欲しがる事をせず、きれいな心でいる事。
★恥=恥ずかしい行いをせず、正しく進む事。
コメントをどうぞ