重陽の節句 2010:09:09:07:31:37
今朝(9月9日)は、非常に爽やかな気持ちの良い朝でした。広島の5時AM現在の気温が24,3度でした。7月30日以来の熱帯夜が途切れました。これから週末まで暑さが続き来週の月曜日あたりから秋らしくなると天気予報が言っていました。この夏の猛暑もようやく終息ですかね。
今日は9月9日、昔で言う「重陽の節句」です。今日は何の日かを調べてみました。
重陽の節句[菊の節句]
重陽の節句の起源は、ほかの節句と同様古来中国にさかのぼることができます。中国では、奇数は縁起のよい陽の数とされ、一番大きな陽の数である九が重なる9月9日を、「重陽」として節句のひとつとしてきました。
重陽の節句は別名、菊の節句とも呼ばれます。
宮中行事としては天皇以下が紫宸殿に集まり、詩を詠んだり菊花酒を飲んだりしてけがれを祓い長寿を願いました。また、菊の被綿(きせわた)といって、重陽の節句の前夜にまだつぼみの菊の花に綿をかぶせて菊の香りと夜露をしみこませたもので、宮中の女官たちが身体を撫でてたりもしたといい、枕草子や紫式部日記の中でもその風習をうかがうことができます。
中国では、菊の花には不老長寿の薬としての信仰があり、鑑賞用としてより先に薬用として栽培されていたようです。
漢方でも薬効を認められている菊の花の種類は少なくありません。
その意匠が皇室の紋章ともされている菊は、まぎれもなく日本を代表する花といえますが、そのルーツは、薬用として中国から伝わったものでもあるようです。薬用ということはさておき、日本では食用の菊花もさかんに栽培されています。日本で菊を食材とするようになったのは、室町時代のことらしく、現在では青森県、秋田県、山形県などの生産地を中心に、さまざまな菊料理がつくられています。
その他
○救急の日
厚生省(現在の厚生労働省)が1982(昭和57)年に制定。
「きゅう(9)きゅう(9)」の語呂合せ。
救急業務や救急医療について一般の理解と認識を深め、救急医療関係者の士気を高める日。
○手巻寿司の日
練製品を製造販売する石川県七尾市の株式会社スギヨが制定。
「くる(9)くる(9)」の語呂合せ。
○ロールケーキの日
洋菓子の製造販売を行う株式会社モンテールが制定。
ロールケーキの断面が9の字に見えることから。同じ理由で6月6日も「ロールケーキの日」になっている。
○男色の日
重陽・菊の節句であることから。
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