広島原爆の日 2010:08:06:14:28:29
今日(8月6日)は、65回目の「広島原爆の日」です。7時AM 前に家を出て記念式典に参加しました。例年のように参加した人は平和公園に溢れていました。今年は、国連の潘基文事務総長・米国のジョン・ルース駐日大使や核保有国の英国・仏国駐日大使等が沢山参加されました。政府からは菅内閣総理大臣・外務大臣・厚生労働大臣・衆議院議長等が参加されました。
今朝の原爆資料館と噴水
菅総理到着
献水(式が始まる前に一番最初に広島市内各地の水を捧げます)
開会
1、原爆死没者名簿奉納 市長・遺族代表
2、式辞 市議会議長
3、献花 市長・市議会議長・遺族代表・子ども代表・被爆者代表・来賓
4、黙とう・平和の鐘
5、平和宣言 市長
6、平和への誓い 子ども代表
7、あいさつ 内閣総理大臣・県知事・国連事務総長
8、ひろしま平和の歌 (合唱)
閉式
今年も暑い朝でした。100m道路は平和公園周辺を交通規制していて、そこにはボーイスカウト・ガールスカウト・子どもたち等が沢山で個人献花用の花や式典プログラムを配っていました。
平和宣言は、毎年思いますが秋葉市長最初の宣言が一番印象に残っています。中学生にも解りやすく平易な文で書かれていました。昨年はオバマ礼賛の英語・今年は広島弁、少し軽すぎると感じました。
子ども代表の「平和の誓い」については、今年は解り易く短い文章でしっかりとしゃべって大変良かったと感じました。私の席の隣が、その子どもとお母さんの席で、始まるまではお母さんの緊張が伝わってきました。子ども達の話が終わって二人のお母さんはホッとしたような顔をされ涙を流しておられました。
菅総理の挨拶は、何か、大風呂敷をこれでもか!これでもか!と広げた感がありました。現在の民主党政権で感じていることが目の前で起こりました。あれだけ広げて大丈夫なんですかね?
潘基文事務総長の挨拶は殆ど英語でしたので現地ではよく理解できませんでしたが、家に帰り文章を読んでみますと、朝鮮戦争の中で生きた自分の過去を語り、平和問題に自分が係わっている理由を述べられています。文章を読んで見ますと、地に足のついた挨拶であると感じました。
核廃絶は私たち全ての願いです。しかし現実の世界は程遠い現実があります。今年は核の傘からの離脱を政府に求めました。普天間問題に見られるように、日米安保見直しについては、両国でまだ話し合いの糸口も見えません。5月のNPT検討会議である程度の前進は見られましたが、広島・長崎議定書の提案国は見つかりませんでした。(提案国がいなければ会議の議題に提出できない。日本政府に提案国になって欲しいと御願いした形跡が見えない)現実をほっておいてパーフォーマンスをしていると感じるのは私だけでしょうか?
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