安穏 2010:07:18:06:54:38
昨日(7月17日)、ほうりん学園「こころ認定こども園」の第5回運動会が広島サンプラザで開催されました。認定こども園ですので0歳児から小学校へ上がるまでの子どもが在籍しています。子どもの数は520人を超え観客席はお父ちゃん・お母ちゃん・お祖父ちゃん・お祖母ちゃんで一杯となりました。知っている何人かのお祖父ちゃん・お祖母ちゃんとお会いしました。孫は可愛いんですね。目を細めておられました。
スタッフの先生方が背中に【安穏】と書いてある、おそろいのTシャツを着ておられました。来年が親鸞聖人750回大遠忌に当たる年となるので、そのスローガンを背中に入れてユニホームとしておられるのだそうです。
大遠忌
本願寺では、宗祖親鸞聖人のご命日にあたり毎月15日・16日に「宗祖聖人月忌法要」を営み、祥月(しょうつき)命日(1月16日)に際しては、 ≪御正当の忌日(命日)に聖人のご恩徳を報謝する法要≫として毎年1月9日から16日までの8日間、「御正忌報恩講」を修行しています。
また、50年毎の節目にあたる、親鸞聖人の年忌法要を「大遠忌」と称して、特に大切にお勤めいたしております。2012(平成24) 年には750回忌の「大遠忌」をお迎えします。 私たち一人ひとりが共々に、聖人のご苦労をしのび、お徳を讃えるとともに、浄土真宗のみ教えを深く味わうことのできる新たな機縁とするところに、 「大遠忌」をお迎えする意義があると言えましょう。
親鸞聖人750回大遠忌に向けて気運をもりあげるとともに、広く社会にむけてアピールするため「スローガン」と「ロゴマーク」 を決定・作成しました。
「世のなか 安穏なれ」は、親鸞聖人が不安と争いの時代にあって、念仏者のめざす道を示されるなかで述べられた言葉です。
戦争への危機感やいのちの軽視、倫理観の欠如などに伴う出来事が相次ぐ現代社会にあって、私たち一人ひとりが自己中心のこころを反省して、 同じいのちを生きている相手の存在に気づくことが求められています。
自分一人を善として、相手を排除する考え方に真の安らぎはありません。
善と悪に固執する偏見を破り、対立の構図を解消できるのは仏の智慧だけであります。聖人は、仏法がひろまり、世のなかが安穏であることを願われました。 そのおこころをいただいて、宗祖の750回大遠忌を迎える今、スローガンといたしました。
(西本願寺ホームページ)引用
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