6月定例会一般質問 4 2010:06:29:06:20:30

2010年6月29日

 最後の項目は、発言通告(あらかじめ発言内容を議会事務局に提出する)をしていなかった「事業仕分け」についてでした。国と同じ様に市会議員をメンバーに入れなさいというものでした。秋葉市長になって広島市のあらゆる市民を含んだ委員会は市会議員を排除しています。

 下記をクリックして下さい

事業仕分けについて.doc

 今回久し振りに一般質問をしました。前回の一般質問は平成19年9月議会でした。その時期から一般質問をする気持ちが萎えていました。一生懸命質問を考えてつくっても、答弁は何時もこちらが考えている内容でした。また問題をはぐらかした答弁に終始します。今回も同じでした。私への答弁は10分かからない程度の全く誠意のない答弁でした。広島市を何とかしようと言う議論になりません。発言通告をしたら、担当部長・課長が質問の内容を聞きに来ます。そこでも議論になりません。市長さんの方針を繰り返すのみです。市長さんは議員に対する全ての項目をチェックされるそうです。最初の内は色々とトラブルがあったようですが、近頃では、市長さんの気持ちの良くわかった職員しか周りに居ませんのでトラブルは起こりません。その結果が、議会と議論をしようと言う気持ちが全く無くなっている広島市です。

 ほとんどの議員が再質問をしますが、私はする気がしませんでした。ワールドサッカーにになぞらえて「広島市の答弁には奇跡は起こりませんでした。最初の旧広島市民球場問題では、菓子博を理由に使わないで下さい。菓子博はグリーンアリーナがメイン会場で後はテント等のテナントで今のままでも出来ます。2番目の若草地区再開発では、市長さんに連帯保証人となるくらいの心構えを持ってくださいと言いました。よく覚えていてください。最後の西風新都の開発による外環状線の問題は、広島市には危機感がありますか!伴地区住民は怒っています。未だにそんな答弁では、住民を挙げて新火葬場・安佐南ごみ焼却場のオープンを阻止します。最後に、市民の皆様・議員の皆様こんな信用できない広島市で良いんですか」と言って座りました。

 このところのあらゆる問題は、地方の組長(市長)の多選の弊害が出てきていると思います。総理大臣より権力を持った首長が長くその職を務めると、必ずこのようなことが起こってくると思います。我々議員は55分の1です。1分の1の市長と対等に戦うには55分の28いります。議会は数の世界とならざるを得ません。あらためて実感しました。



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