6月定例会 開会 2010:06:11:06:47:42

2010年6月11日

 昨日(6月10日)から6月定例会が始まりました。会期は6月22日までの13日日間です。10時より開会され4期の議員が全国議長会から15年表彰を受けたことの報告があり、広島市議会として議長名で感謝状を贈呈しました。その後、各種の報告があり市長が議案趣旨の説明をしました。

 今議会の焦点は、旧広島市民球場を解体するために「旧広島市民球場条例」廃止案の提案です。解体予算は3月の議会で数にならなくてしぶしぶ認めましたが、旧市民球場条例を否決しました。その結果、捻じれ現象が生じ、当局が提案した8月には会議所が移転する部分(一塁側内野スタンド)を解体する事が出来ない状態となっていました。そこで今定例会に廃止条例案を再度提出してきました。
 市民合意が出来ていないと議会として判断をしたので、予算は通したものの、苦肉の策で廃止条例を否決しました。今回の再度の提案は、全く議会・市民の真意を無視した提案です。

 五月末までに、パースを描くと担当部局は説明してきました。(平面計画、パースを描く為の予算を昨年9月議会で承認)そのためには、平面図(平面計画)5月連休明けには完成していないと5月末までにパースは描けません、平面図を見せて欲しいと申し出をしましたが、「平面図は描いてあるが、商工会議所と協議しているのでもう少し待って欲しい」とのことでした。未だに平面図は見ていません。
 しかし会議所との協議にしても、土地の大きさ、建物の大きさ、資金の問題、都市計画変更の問題等、細部に渡って詰めなくてはいけない、課題が多くあります。(時間が掛ります)会議所が移転すると言う大きな話です。非常に不確定要素を含んでいます。なぜそんなに急いで解体したいかよく解りません。
 8月から解体?(一塁側内野スタンド部分)もしそうだとしたら、解体した跡地はどうするのか、理解に苦しみます。
 いつもの通り説明責任を充分に果たしていません。

 10時からの開会に合わせて議場に行くと、旧市民球場解体反対の市民の方々が議場の前に沢山来ておられました。
 これまで市長が提出した議案に対して市民団体として反対行動は起こったことはありませんでした。子ども条例・旧市民球場解体に対して多くの市民が団体として公然と反対の行動に出ておられます。
 市長はこのことをどのように考えておられるのでしょうか。独裁市政への批判が吹き出ているのではないでしょうか。



コメントをどうぞ