道州制 講演会 2010:02:21:07:12:06

2010年2月21日

 昨日(2月20日)、「NPO法人州都広島を実現する会」(代表碓井法明)主催の「道州制のゆくえ」と言う講演会が「江口克彦」氏を講師に招いて、5時PMよりANAクラウンホテルでありました。

【江口 克彦(えぐち かつひこ、1940年2月1日 - )】
松下幸之助が創設したPHPグループの各代表取締役社長
「内閣官房 道州制ビジョン懇談会 座長」
「内閣府 沖縄新世代経営者塾塾長」などを務め、政府への提言活動も積極的に行っている。特に「地域主権型道州制」の推進者として有名である。

 話は、政界裏話から始まりました。自由民主党を腐った鯛・民主党をプラスチックの鯛と例え、どちらも食べれない。次の参議院選挙までに政界再編が起こるだろう。自民党・民主党をまたがった再編だと実名を挙げて話されました。

地方主権型道州制については
 ・民主党の地方主権型は、道州制をつけるのを忘れている。分権改革と間違えている。
 ・基本は霞ヶ関中心の中央集権から脱却すること。(東京中心を止める)
 ・各州で自主立法・課税を行なう
 ・州都については政治の中心で経済等の中心ではない(中国州を考えると北広島町あたりが良い)
 ・広島市は国連の機関を引っぱって来て世界の広島になるべき
 ・観光については「アラウンド観光」を目指すべき一泊2泊でなく多泊の観光コースを考える
  (例フランスのサンチィアーゴ3、1ルート巡礼→四国88箇所めぐり)
 ・中央集権の全国一律は不平等
 ・地方主権型道州制は官僚は徹底的に抵抗する(3分の1の役人が必要なくなる)
 ・地方の首長の賛成者は増えている
 ・東北地方では、首長・県会議員・市会議員が結束して会議を持っている
 ・小沢幹事長は考えていない(誰かが言った幕藩体制の300箇所が良いといっている)
 ・地方主権型道州制は、拠点主義だ(観光・商業・政治等それぞれの都市で持つ)
 等



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