ポリフェノール 2010:02:19:06:37:01

2010年2月19日

 昨日(2月18日)、昼頃、「テレビ時代劇「必殺」シリーズの中村主水(もんど)や「はぐれ刑事純情派」の安浦刑事などでお茶の間に親しまれた俳優、藤田まこと=本名・原田眞(はらだ・まこと)=さんが17日午前7時25分、大動脈からの出血のため、大阪・吹田市内の病院で亡くなった。76歳だった。」と報道されました。藤田まことさんは、我々が子どもの頃、テレビを見てよくまねていた、「てなもんや三度笠」のあんかけの時次郎役で「俺がこんなに強いのも、当たり前田のクラッカー!」「奥歯がたがたいわすぞ」と言う台詞を大流行をさせませた。

 以前肺の病気で入院され復帰されたばかりでしたが、直接の原因は大動脈から出血でした。先日テレビで動脈硬化の怖さを放映していたのを思い出しました。

 平成21年9月に東京で開催された「第50回日本人間ドック学会学術大会」で、「男性では60 歳未満の働き盛りの世代から動脈硬化が進行し,心筋梗塞や脳梗塞を起こすリスクの高い人が多いことがわかりました。」と大阪府立健康科学センターが発表しました。

 動脈硬化は,加齢,喫煙,高血圧,高血糖,脂質異常,過重なストレスなどによって,血管壁が硬くなる,厚くなる,血管内腔が狭くなるといった病的変化が起こります。進行すると,血管壁の病巣が破れてしまい,血栓という血のかたまりができることが原因で,心筋梗塞や脳卒中を起こすことがあります。

ポリフェノール 効果
 ポリフェノールが有名になった理由はフランス人の死亡率が関係しています。フランス人は脂肪分(動物性脂肪やチーズなど)を多く摂取しているにもかかわらず心臓病、脳梗塞や動脈硬化で死亡する率が低い事からフランス人に馴染み深いワインが注目され、その中の成分であるポリフェノールが動脈硬化などに効果があると発表されました。
 その後、ポリフェノールの研究は進められ現在では抗アレルギー作用、殺菌作用など様々な効果があることが発表されています。

次の様な効果があるそうです。
●脳梗塞や動脈硬化の予防効果
●活性酸素の抑制効果
●血中のコレステロールを抑制する効果(高血圧の予防)
●肝機能の向上効果(肝機能が向上することにより脂肪を分解する機能も向上)
●ホルモン促進作用
●殺菌効果
●糖尿病の改善効果
●抗酸化作用(細胞の老化を防ぐ)
●がん予防(消化器系)の効果

 ポリフェノール研究の第一人者であるお茶の水女子大学近藤教授の「日本におけるポリフェノール摂取量とコーヒー摂取に関する検討」の研究・調査によると、飲料中の総ポリフェノール量(mg/100ml)は、赤ワイン230に対しコーヒー200と、ほぼ同量のポリフェノールが含まれていることも判明した。目安としてのポリフェノール摂取量は日に1500mgほどとされています。(コーヒー3杯)

 現在の私の生活は、コーヒーを良く飲みます。以前は胃に悪いとか色々言われてきましたが何か安心をして飲めそうです。

ポリフェノールが多く含まれる代表的なものを紹介していきたいと思います。
●赤ワイン ●コーヒー ●緑茶 ●ゴマ ●大豆 ●りんご ●タマネギ ●ブルーベリー ●生姜 ●ウコン ●柿 ●プルーン ●イチゴ ●カカオ(チョコレートやココア等) ●紫芋 

 



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