ISS 2010:02:04:06:42:27

2010年2月 4日

 昨日は節分で、本日は立春です。目覚ましに5時AMにNHKのラジオがなります。ニュースの後に、今日の色んな情報や視聴者のメール等を紹介しながら番組が進みます。

 今日は、国際宇宙ステーションが5時50分頃見えるという話題でした。

 散歩の途中(5時50分過ぎ)、南西から東北東に明るい動くものを発見しました。かなりのスピードで動いていました。昨年から気になっていたのですがようやく見ることが出来ました。

ISSとは

 人が生活できる「宇宙の研究所」、国際宇宙ステーション(ISS)は、地上から約400km上空に建設される巨大な有人実験施設です。1周約90分というスピードで地球の周りを回りながら、実験・研究、地球や天体の観測などを行っています。完成後は、10年間以上使用する予定です。(2010年完成予定)

 ISSの主な目的は、宇宙だけの特殊な環境を利用したさまざまな実験や研究を長期間行える場所を確保し、そこで得られた成果を活かして科学・技術をより一層進歩させること、そして、地上の生活や産業に役立てていくことにあります。
 ISSには、2000年11月2日から宇宙飛行士が滞在を開始し、現在は約6ヶ月ごとに交代しています。ISSに長期滞在しているクルーは、宇宙環境での科学実験やISSの保守作業などを行っています。

人類にとって初めての「国境のない場所」―それが、ISSです。
 米国、日本、カナダ、欧州各国(イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、スイス、スペイン、オランダ、ベルギー、デンマーク、ノルウェー、スウェーデン)、ロシアの計15ヶ国が協力して計画を進め、利用していきます。ひとつのものを作り上げるために、これほど多くの国々が最新の技術を結集するというプロジェクトは、これまでにまったくなかったこと。ISSは、世界の宇宙開発を大きく前進させるための重要な施設であると同時に、国際協力と平和のシンボルでもあるのです。

 現在、日本人は、野口聡一宇宙飛行士が、2009年12月21日から第22次/第23次長期滞在クルーのフライトエンジニアとして国際宇宙ステーション(ISS)に長期滞在しています。

国際宇宙ステーション(ISS)を見よう

1、できるだけ仰角(地平線からの角度)が高く、天気の良い日を選んで観測しましょう。初心者の方には、最大仰角が30度以上の機会をおすすめします。(90度に近いほど見えやすくなります。)太陽電池パドルが4枚取り付けられたISSはとても明るいので、広く開けた場所なら、最大仰角20度くらいでも探しやすくなっています。
 また、条件が良ければ薄暮状態(一番星が現れる前や消えた後)でも見えるようになりました。

2、明るい光がすーっと移動していくイメージで見えます。(光が点滅したり、赤や青色の光の場合は、飛行機です。)ISSが天頂付近を通る場合は、金星(-4等級)や木星(-2等級)よりも明るく見えます。

3、ISSは、日没後と日の出前の2時間ぐらいの間で見ることが出来ます。
   地球の影へ出入りするため、急に現れたり、途中で消えたりする場合もあります。
  (地上は暗いが、軌道上はまだ日が出ている条件でのみ見られるためです。)

iss_top_iss.jpg 

 

宇宙ステーション.JPG

宇宙航空研究開発センター(宇宙ステーションー・きぼう 広報・情報センター )ホームページ参照



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