3Dテレビ元年 2010:01:09:08:11:18
平成12年からテレビはデジタルテレビしか見れなくなりますが、メーカーは、もう次の戦略に入っているようです。画面が飛び出す3Dテレビの時代になるそうです。理由としてデジタルテレビの低価格競争で10万円を切る値段になりメーカーとしては儲けが少なくなって妙味が無くなったようです。3Dテレビを販売すれば30万円から40万円の価格で売れると言われています。この市場はこれから1兆円市場となると予想をしています。次の様な記事が掲載されました。
茶の間3Dテレビ元年 3月から順次発売
2010年1月8日 東京新聞朝刊
パナソニックなど家電メーカー各社は、三次元立体(3D)対応の薄型テレビを今年3月から順次発売する。昨年は映画館での上映作品が増え「3D元年」と言われたが、今年はいよいよ家庭で目の前まで飛び出す映像を楽しむ「3Dテレビ元年」となりそうだ。
米ラスベガスで七日(日本時間八日未明)に開幕する家電見本市、コンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)に先立ち、各社が3D対応製品の発売スケジュールや取り組みを発表した。
パナソニックは家庭用3Dプラズマテレビを三月から米国で順次発売。世界最大の152型のプラズマテレビも3D対応にし、秋から学校や商用施設向けとして売り出す。
ソニーは夏に、東芝は秋に家庭向け液晶テレビをそれぞれ投入。各社は日本での発売は未定としているが、ほぼ同時期になるとみられる。
テレビ以外の取り組みも加速しており、パナソニックとソニーは3D番組を放送する衛星放送局との提携や合弁会社の設立を決めた。
ソニーはテレビ発売に合わせ、夏からブルーレイディスクの3D映画ソフトの販売をスタートさせる。
各社が3Dテレビに力を入れるのは、新たな機能を搭載することで年に二、三割のペースで進む価格下落に歯止めをかけるとともに、新興メーカーの低価格製品との差別化を図るためだ。
また、先月から上映されている3D実写映画「アバター」の世界興行収入は史上最速で十億ドルを超えており、3D人気は定着したと業界はみている。米調査会社のディスプレイサーチは、二〇一八年には3Dテレビの出荷台数が六千四百万台に達すると予測する。
一方、シャープは「四原色表示方式」のテレビを米国で三月に発売すると発表した。テレビはブラウン管時代から赤、緑、青の三色の組み合わせでさまざまな色を表現していたが、新型テレビでは黄色も加えることで、従来の約千倍の一兆色を再現できるという。
同社は「3Dテレビも準備はしているが、まずは画質で他社との差別化を図りたい」(広報室)としている。
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