睡眠 2009:10:21:06:06:32
昨日(10月20日)、夜7時からのテレビ(TSS)「今夜緊急スペシャルわかるテレビ」で、睡眠について解説していました。政治の部分は偏りが有り感心できませんでしたが、面白い解説をしていたので紹介します。
睡眠の意味
1、思い出作り
寝ている間におきているときに有った事(学習・経験等)は、脳幹の海馬という所で記憶される。海馬は大脳辺縁系と言われています。大脳辺縁系については次に説明します。
この海馬への記憶は短期間で量も少ないと言われています。睡眠の間に広い大脳の色んな位置に移し変える働きをしています。大脳は記憶をある程度、長期間記憶し、量も多いいそうです。そのためにも睡眠が大事なのだそうです。
■ 大 脳 辺 縁 系 【 だい のう へん えん けい 】 ■
・ 大脳半球の下の方にある部位で、海馬・ 扁桃体・視床下部を包み込む形で存在しているし言う。
・ 海馬・扁桃体・視床下部などを含めて、大脳辺縁系と言います。
・ 本能・情動を支配している中枢部位。
・ 大脳辺縁系が活動機能低下すると 自律神経生命活動・快・不快・恐れ・怒りの マイナス感情 などの情動が 現われてくる。
2、睡眠中に体を補修している・子どもの成長を促進している(成長ホルモン)
睡眠中は脳下垂体から成長ホルモンが大量に分泌され、子どもの場合は身体の成長促進に、
大人の場合は疲労回復や細胞損傷の修復に重要な役割を果たしています。思春期には成長ホルモンの分泌が最も多くなります。
「寝る子は育つ」ということわざがありますが、こうした裏付けがあります。
また、人の体はウイルスや細菌に感染すると免疫物質が大量に分泌されますが、この免疫物質が睡眠を促進する働きをします。また、睡眠自体が免疫物質の分泌を促進することが分かっており、睡眠と免疫物質は相互作用の関係にあります。
風邪を引いたときによく寝るほど回復するというのは、このような理由があると言われています。
この二つが大きな意味だと言われています。この効果が最も大きく出るのは、睡眠を11時PMから5時AMの間に睡眠を取るのが、最も効果的だと言われています。
「ことわざ」として次のようなものがあります。
・果報は寝て待て
・寝る間も惜しんで
・寝る子は育つ(科学的・医学的に正しい)
・寝ても覚めても
・寝た子を起こす
・草木も眠る丑三つ時
・猫鼠同眠
・寝食を忘れる
・寝るより楽は無かりけり
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