国語に関する世論調査 2009:09:18:07:27:31

2009年9月18日

 先日、文化庁から次の様な発表がありました。この結果については、読書をしなくなった日本人・パソコンが非常に普及した日本の現状が良く現れていると思います。我々日本国民はもっともっと読書を含め、国語を大事に学んでいかなければならないと感じました。

 文化庁は9月4日、平成20年度の「国語に関する世論調査」の結果を発表しました。
調査は7年度から毎年実施しています。今回は3月、全国の16歳以上の男女1954人に個別面接で回答を得ました。

言葉の意味を聞いた設問では
・「時を分かたず」を「いつも」と正しく答えたのは14%だったのに対し、「すぐに」と誤ったのは67%でした。
・「破天荒」も「だれも成し得なかったことをすること」との正答を選んだのは17%。64%が「豪快で大胆な様子」と間違えました。
・「敷居が高い」は、30代以下の7割超が「高級すぎたりして入りにくい」と間違えました。50代以上は5割超が「相手に不義理などをして行きにくい」と正しく答えました。

慣用句の使い方
 指示を与え指揮することを本来の「采配を振る」と答えたのは29%で、58%が「振るう」としました。

メール関係
 パソコンの場合は51%が「手紙と同様の表現」で書くが、携帯電話では「手紙よりくだけた表現」が72%に上りました。

電子メールをする人は5年前より15ポイント増え63%と半数を超えた。そのうち92%が携帯電話を主に使い、パソコンは48%と携帯メールの活用が際立ちました。

 情報機器の普及によって言葉や言葉遣いに影響があると思う人は80%で、そのうち「漢字を書けなくなる」と考える人が60%と最多でした。
「言葉の意味やニュアンスが変わる」は42%で5年前より8ポイント増えました。

                                         2009/09/04  【共同通信】参照



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