韓食の夕べ 2009:05:19:05:49:56

2009年5月19日

 昨日(5月18日)は、駐広島大韓民国総領事館主催の【韓食の夕べ】が、エソール広島に於いて6時PMより開催されました。【医食同源】と言われる中国4000年の歴史料理の流れを汲む料理は、和食と共に健康志向の現代には良くあった料理です。また、駐広島大韓民国総領事が、挨拶の中で韓食のパワーを、「北京オリンピックで、5000万人弱の人口の韓国が金メダルを13個取った源は、ニンニクを中心とした韓食のパワーです。」と言われました。現在、広島でも韓食のお店は増えてきています。日本人がニンニクに対するアレルギーが無くなって来ている証拠ではないでしょうか。私も時々食べに行きますが、大変美味しくいただいています。

医食同源

 病気を治すのも食事をするのも生命を養い健康を保つためでその本質は同じだと言う事  ?広辞苑より?

 病気の治療も普段の食事もともに人間の生命を養い健康を維持するためのもので、その源は同じであるとする考え方。中国で古くから言われる。 ?大辞林より?

献立

・海鮮チヂミ
 卵、小麦粉、水を混ぜた生地に、にら、海鮮、塩を加え、薄く引き延ばして両面を焼いた物

・プルコギ
 牛カルビを、しょうゆ、ニンニク、玉ねぎ、ネギ、なし、砂糖を混ぜたタレに漬け込んで焼いた物

・チャプチェ
 コシが強い春雨をもどし、醤油、砂糖、ゴマ油で炒め、人参、ほうれん草、このこ、牛肉、玉ねぎを炒め、最後の春雨と混ぜ合わせて味を調えてもの

・蔘鷄湯(サムゲタン)
 ふかしたもち米とニンニクを、若鶏のお腹に入れて沸騰した鍋に若鶏を入れ、高麗人参、栗、なつめ、生姜、玉ねぎ、ネギを一緒に煮込んだ物

・水正果
 シナモンや干し柿、生姜を煮立てて作る、韓国伝統茶で食後の消化を促進する飲み物

・韓菓
 穀物やハチミツ、松の実、ゴマ、クルミ、ナツメなどを使用した伝統的なお菓子

飲み物
 
・眞露Premium 乙
 天然オーク樽で7年以上熟成した韓国焼酎(米)

・マッコリ
 韓国を代表する最も古い濁り酒、もち米を発酵して作られる甘味と苦味のバランスがうま味を出しているお酒

韓国舞踊

韓国舞踊家の朴裕恵(パクユヘ)さんの素晴らしい舞台がありました。

在日3世韓国舞踊家の朴裕恵さん

 京都の金一志韓国伝統芸術院に所属して精力的に公演活動と指導をこなしてきた在日3世の舞踊家、朴裕恵さんが生まれ育った広島で韓国舞踊教室を開いておられます。教室での指導の傍ら、民団の支部行事や敬老会で舞踊を披露したいとも話している。

 朴さんは県内では在日同胞が比較的多く住む安芸郡で生まれました。幼いころから1世のハラボジ・ハルモニと接し、渡日の経緯や解放後の苦難を聞くなどしてきました。舞踊教室は1世世代から受け継いだ民族的な想いを次世代へとつなぐためだと言っておられます。

 さらに、若い世代がその想いを継いでいるということを見てもらいたいがため、「1世の前で踊りたい、広島は伝統芸術の分野で比較的土壌が浅く、志があっても学べる場が少ない。そうした現状を自らの力で変えたい」と意気込んでおられます。

 75年生まれ。地元の高校卒業後、青年会広島で1年間常勤。民族舞踊に目覚め、金一志韓国伝統芸術院に入門した。研修の傍ら、民族的素養を伸ばすためにはウリマル習得が必要と01年7月から1年間、韓国で学びました。

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