新型インフルエンザ国内感染 2009:05:18:06:33:42

2009年5月18日

 新型インフルエンザは関西地区で猛烈な勢いで感染が広がっています。 新型インフルエンザの感染者は18日未明までに、日本で96人が確認されるなどし、41カ国・地域で8800人になりました。

 日本での新型インフルエンザ感染者の内訳(5月18日5時AM現在)

【成田空港】                        

大阪府立高校      生徒3人、教諭1人         

【大阪府・市】                       

関西大倉高校      生徒、家族ら計38人         

八尾市の小学校     児童1人              

【兵庫県・神戸市】                         

県立高砂高校      生徒3人              

県立八鹿高校      生徒1人、教諭1人         

県立神戸高校      生徒14人、母親1人         

県立兵庫高校      生徒12人   

神戸市立工業高専    生徒1人、母親1人         

神戸市の私立高校    生徒9人              

同           生徒2人              

但馬地域北部の県立高校 生徒1人              

同地域南部の県立高校  生徒3人              

関西大         学生1人              

豊岡市の土木会社    社員1人              

私立関西大倉高校    生徒2人              

 (注)遺伝子検査を行った自治体・機関別など 

 現在、以上の状況になっています。

 今日より7日間大阪府と兵庫県は、公立学校の学校閉鎖を発表しました。政令指定都市・私立学校はそれぞれの判断に任されます。学校での感染は、ニュヨークでの感染に良く似ていると言われています。ニューヨーク市の私立学校では、メキシコ旅行から帰った生徒ら8人の新型感染が4月26日に公表されました。その後、症状を訴える生徒は数百人に上り、近隣の学校でも続出しました。兄弟姉妹や学校間の交流を通じて広がったとみられています。

 政府の専門家諮問委員会委員長の尾身茂自治医大教授は「歴史的に見ても、学校閉鎖は感染拡大の防止に一定の効果がある」とし、神戸市などが迅速に学校閉鎖を決めた判断を評価しました。感染が確認されたら、早い対応が望まれています。



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