八十八夜&話食家 2009:05:02:06:18:04

2009年5月 2日

 今日(5月2日)は、八十八夜となります。88夜は立春から数えて88日目となります。今年の立春は2月4日でした。

◆八十八夜って?
 八十八夜は雑節のひとつです。雑節とは二十四節気以外に、季節の変化の目安とする特定の日の総称です。
 他にも節分・入梅・半夏生・二百十日・土用・彼岸などがあります。


◆八十八夜はいつ
 八十八夜は、立春からかぞえて八十八日目にあたる日で、だいたい五月二日頃でしょうか。


◆八十八夜って何か意味があるの?
 八十八夜は春から夏に移る節目の日、夏への準備をする決まりの日、縁起のいい日とされてきました。
 また、八十八夜の別れ霜というように、この頃から霜もなく安定した気候となり、茶摘み、苗代のもみまき、蚕のはきたてなど一般に農作業の目安とされています。
しかし「八十八夜の忘れ霜」「さつき寒」とも言い、急に気温が下がって霜が降り、農作物や果樹に思いがけぬ被害を与えることを警戒したことばもあります。


 霜なくて曇る八十八夜かな    正岡子規


 天気予報の発達した現在でも、農家では霜除けのよしずを取り払ったり、苗代の籾巻きを始めたり、というならわしを行っているところが多く、天然自然の暦に則って季節を迎えることが無病息災の祈りだった古人の知恵を受け継いでいるところも数多くあります。


◆八十八夜と茶摘みの関係
 この八十八夜とお茶が結びついたのは、「夏も近づく八十八夜・・・♪」と茶摘みを歌った唱歌の影響も大きいようですが、実際には茶産地の温暖差によって茶摘みの時期は異なります。


 新茶時期の出始めは、新芽を手で摘んだ上質なお茶が手摘み茶として、その後摘み取りのピーク時にはハサミ摘みや機械摘みとなります。
 八十八夜に摘み取られるお茶は、古来より不老長寿の縁起物の新茶として珍重されています。


 茶摘み最盛期である八十八夜、縁起を担ぐという意味合いと気候条件も含めてこの時期のお茶は極上です。
 お茶の新芽には前年の秋からひと冬越えて蓄えられた成分があふれています。特有の若々しい香りが失われないうちに製茶された一番茶を、ゆったりと寛いで飲みたいものです。一番茶は二番茶以降のお茶よりも、うまみのもとであるテアニンなどの成分を豊富に含んでいます。

                                    インターネット「八十八夜の豆知識」より

追伸 

 安佐南区沼田町伴(グリーンヒル大原)で、【話食家】と言う居酒屋を弟がやっています。ソニーを早期退職し、妻と二人で始めた店です。地元(戸山)で取れた、取れたて野菜をふんだんに使った料理と無国籍料理(和食・中華・洋食等)です。本人が単身赴任中(約10年)食べ歩いて舌を鍛え、美味しいと思う料理を作っておもてなしをしています。その店が今年になって不況のせいか客が減って大変だと言っていました。昨年までは5月の連休は休んでいました。今年は、1日・2日・3日と3日間限定でバイキングデーとして営業をするそうです。不況がここまで浸透してきているのですね。

ゴールデンウィークバイキング

 6時PMから8時PMまで、2,000円で1日20名様までとメール登録者に送ったそうです。

 料理内容は20種類以上の料理をバイキング形式で食べていただきます。今日・明日とまだ少し空きがあるようです。興味のある方(美味しいものが食べたい方)は、下記に電話をしてみてください。

電話 848?1657(話食家 和)
 

 



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