姜 仁秀理事長祝賀会 2009:04:21:06:09:44
昨日(4月20日)は、八千代病院理事長 姜 仁秀(カンインス)氏が、韓国慶南大学から名誉経営学博士の学位を授与されました。その祝賀会が、ANAクラウンプラザホテルで18時30分より開催されました。お祝いへの参加者は、約300人で全てテーブルに座っての会でした。韓国・慶南大学より総長の朴 在圭(パク ザイキュウ)夫妻と5人の教授がお祝いに駆けつけておられました。会は、お祝いムード一色で大変盛り上がりました。特にフィナーレの、在日本大韓民国民団広島県本部 団長 権 五源氏の歌で会場は大変盛り上がり舞台は、踊っている人で溢れかえりました。韓国の人の熱い思いを体での表現の仕方は、我々日本人には無い、すごいパワーを感じました。
姜理事長は韓国より強制労働で連れてこられ、山口県の炭鉱で働いていた両親のもとで生まれました。大変な苦労をされた在日2世で、いくつかの仕事を経験された後、山口県で病院を開院されました。その後、現在の安芸高田市に八千代病院を建てられました。現在は西日本最大規模となる約1,300床と医師・看護師100人、全職員数約970人を誇っています。そして最新の老人ホーム「メリーハウス」を西風新都と安芸高田市で経営されています。この事で老人医療と介護への貢献が国内外から高い評価を受けています。また、幅広い福祉活動も展開されています。
2005年には世界韓民族フォーラムよりアメリカに於いて【誇らしい韓民族賞】を受賞され、2007年には韓国政府から【国民勲章牡丹章】を受けておられます。
今回の名誉経営博士の学位授与は、それらの活動と経営手腕が高く評価されたもので、朴在圭 慶南大学総長は「八千代病院の存在は、日本をはじめアジアの老人福祉のモデルとして評価されるだろう。姜理事長の経営手腕と福祉への信念を祝福したい」と述べられました。
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