委員会

6月補正予算

2007年6月 9日
昨日(6月8日)6月定例会の1週間前の議会運営委員会が開催されました。
 当初予算が骨格予算だったので政策的な予算など大きな補正予算が組まれました。
 平成19年度(2007年度)6月補正の概要は
1、補正額  323億736万円
       (特定財源272億2,322万円・一般財源50億8,414万円)

2、補正額
  一般会計211億3,631万9千円
  特別会計 37億4,586万2千円
  企業会計 74億2,517万9千円
  全会計 323億0、736万円

3、補正後の額
  一般会計  5,435億6,934万1千円
  特別会計  4,507億5,468万2千円
  企業会計  1,837億6,386万9千円
  全会計 1兆1,798億8,789万2千円

・ 一般会計の平成19年度6月補正後の予算規模は、前年度当初予算と比べると1,3%の伸びで、実質的な当初予算の伸びは3年連続のプラス予算となった。

・ 特別会計については、開発事業特別会計・新球場特別会計の増などにより、前年度当初予算と比べて2・3%の伸びとなった。

・ 企業会計については、下水道事業会計の増などにより、前年度当初予算に比べて3,0%の伸びとなった。

・ 全会計の平成19年度6月補正後の予算規模は、前年度当初予算に比べると2,0%の伸びとなった。

 以上の説明がありました。
 新球場関係については
都市活性化局 

・ 新球場建設の推進(新球場整備特別会計)
 5億3,492億2千円(建設工事その他)
 財源内訳
《国庫補助金(まちづくり交付金)4,180万円》
《県補助金(県の新球場協力金)9,250万円》
《市債2億(債務負担)7,670万円》
《負担金(財界の協力金)1,145万6千円》
《寄付金(たる募金など)9,250万円》
《一般会計繰入金 1,996万6千円》

・ 債務負担行為の設定
 新球場建設の推進
 期間 平成20年度
 限度額 83億4,540万3千円

・整備スケジュール
 平成18年度  基本設計・実施設計
 平成19年度  基本設計・用地再取得・建設工事
 平成20年度  建設工事・開設

道路交通局
 
 新球場周辺道路整備等  22億6,140万円

 以上の予算が組まれました。
 新球場建設予算を書き出しましたが、目に見えるものだけです。安く90億円で建設できるから貨物ヤード跡地に建設するとした球場建設ですが、やはり90億円は建物本体だけです。周辺道路等・騒音問題等まだまだ沢山の問題を抱えています。いったい幾らかかるのでしょうか。

議会運営委員会

2007年5月23日
本日(5月23日)6月議会1ヶ月前の議会運営委員会が開かれました。

 協議事項
1、広島市立幟町中学校の不登校生徒に係わる損害賠償請求事件について
  
訴訟の概要
 広島市立幟町中学校に在籍していた原告生徒が、平成13年度2年生時から平成  14年度3年生にかけて、同級生4名から「いじめ」を受け、これにより統合失調  症を発症し、不登校に陥ったとして、当該同級生及びその保護者が、広島市及び広  島県に対し、損害賠償を求めたものです。
  
訴訟の経緯等
 (1)平成16年5月14日 提訴
 (2)平成16年7月15日 口頭弁論開始
 (3)平成19年2月13日 口頭弁論終結
 (4)平成19年5月24日 判決言い渡し
 以上の内容で報告がありました。判決が閉会中となるため、判決によっては控訴・応訴しなくてはならなくなり、議決事項なので前もっての説明がありました。

2、6月定例会の会期及び審議日程について
 6月15日 本会議を開会し、市長の施政方針に関する所信表明等を受ける
 6月22日・23日25日
       施政方針に対する質疑及び一般質問
       (施政方針に対する質疑の発言通告締め切りは6月18日)
 6月26日・27日
       常任委員会審査
 6月28日 議決等

3、6月定例会の提出案件について
 
 一ヶ月なので、理事者で検討をしている。決まっているのは次の2件です
 (1)広島市農業委員の推薦について(6月21日に任期切れとなる)
 (2)法人の経営状況報告について(広島市の50%出資法人について)

4、本会議の発言順について
 従来通り会派人数の多い順とする

5、会派勉強会について
 6月8日より6月12日までに会派ごとに行う。
 (自由民主党新政クラブは、6月8日午後1時より行う)

6、次回の議会運営委員会について
 6月8日 午前10時

 以上決定しました。

議会運営委員会(第1回定例会運営について)

2007年1月22日
 1月22日、議会運営委員会(第1回定例会運営について)が開かれました。
 平成19年度(2007年度)当初予算の考え方が説明されました。
 
1、平成19年度(2007年度)当初予算の考え方
 平成19年度(2007年度)当初予算は、平成19年(2007年)2月に市長の任期が満了することを踏まえ、市政の政策的な方向付けは新たな市民の負託のもとに行われるべきとの考えに立ち、義務的経費を中心とした骨格予算として編成した。
 なお、特に今回は、市長の任期満了直前の予算審議となった点も考慮し、普通建設事業などの政策予算に関しては、継続事業であっても可能な限り当初予算での計上をみおくっている。

2、類型的に当初予算に計上した経費
  ◎義務的経費(人件費、扶助費、公債費)
  ◎施設の管理運営費
  ◎災害復旧関連経費・予備費
  ◎その他の経常的経費(法定事務、内部管理経費など)

3、上記以外の経費で当初予算に計上した経費
  ◎公益法人等への派遣職員人件費補助、過年度整備分の企業債償還に係わる繰越金など、上記の類型に準ずる経費
  ◎継続的に実施している事業で、年度当初から支出が必要となるなど、6月補正では著しい支障がある経費
  ◎新規・拡充事業のうち以下に該当する経費
   ・国の制度改正等に伴い年度当初から実施すべき事業に係わる経費
   ・県からの事務移譲に係わる経費(平成19年度移譲分)
   ・事業として継続性の観点で年度当初から実施すべき事業に係わる経費
   ・その他6月補正では間に合わない事業に係わる経費
 以上の説明がありました。平成19年度(2007年度)当初予算は次のように提出されます。

 平成19年度(2007年度)当初予算
 全会計 1兆1,475億8,053万2千円(対前年度当初予算?0,8%)となりました。
 一般会計 5,242億3,302万2千円(対前年度当初予算?2,6%)となりました。
 1月29日から2月21日までの24日間の会期で開かれます。2月5日からは、定例会を休会として、予算特別委員会が開催されます。そして2月20日に予算特別委員会の採決をして、翌21日に本会議を開き全ての議案の議決をします。


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