昨日（９月２５日）、平成２１年（２００９年)第３回広島市議会定例会が開催されました。

第１、会期決定について
       ９月２５日ー１０月１６日　　２２日間

第２、報告８号から報告１２号まで
　　　　道路の管理瑕疵等の専決処分について
　　　　その他　専決処分

第３、監査報告２２号から３４号まで
　　　　２４号　平成２０年度の健康福祉局及び関連区役所定期監査・行政監査・指定管理者の監査
　　　　　　　　共産党・ひろしま未来クラブが、食品衛生責任者について質疑をしました
　　　　２８号　平成２０年度の水道局の定期監査・行政監査・関連する出資団体監査
　　　　　　　　共産党・ひろしま未来クラブが、減免について質疑をしました
　　　　２９号　平成２０年度病院事業局の定期監査・行政監査・関連する指定管理者監査
　　　　　　　　共産党・ひろしま未来クラブが、労働時間について・残業代未払いの質疑をしました

第４、第１１１号議案から第１７５号議案
　　　市長が広島市一般会計補正予算など６２件の議案について説明しました
　　　議案は９月１７日書きました議事運営委員会の記事の通りです

第５、第１４０号議案
　　　公の施設の指定管理者の指定について（南区地域福祉センター）

第６、第１４２号議案
　　　公の施設の指定管理者の指定について（安佐南区地域福祉センター）

第７、第１５７号議案
　　　公の施設の指定管理者の指定について（健康づくりセンター）

　一昨日（９月１５日）１３時より９月２５日に始まる９月定例会のための、議会運営委員会が開催されました。

　また、１４時より自由民主党新政クラブの会派勉強会がありました。

議会運営委員会（９月定例会の運営について）

１、提出議案の概要

　　６５件（４４件指定管理者について）

１）補正予算条例案等について
    ア、平成２１年度９月補正の概要
　　　一般会計補正額　　　　４９億４，９６３万１千円
　　　特別会計補正額　　　　　６億６，３５２万円
　　　企業会計補正額　　　　　なし
　　　全会計補正額　　　　　５６億１，３１５万１千円
　　　全会計　　　１兆１，５７０億９，０７７万１千円

　　イ、経済危機対策に伴う補正
　　　・緊急雇用創出事業　　　９，３７８万７千円(１０件）
　　　　国・県からの補助金を中心とした補正
　　　
　　　・その他　　　　　　　　４６億８，５７２万６千円（２６件）
　　　　本庁舎室内照明の省エネ化　等(企画総務局）
　　　　消費者対策の充実　等　　　　（市民局）　
　　　　住宅手当特別措置事業　等　　（健康福祉局）
　　　　民間保育園整備補助　等　　　（こども未来局）
　　　　省エネ電球普及啓発事業　等　（環境局）
　　　　農地有効利用支援整備事業　等（経済局）
　　　　広島駅新幹線口地区整備の推進　等　（都市活性化局）
　　　　橋りょう長寿命化事業　等　　（道路交通局）
　　　　消防車両の整備　　　　　　　（消防局）

　　　・一般補正　　　　　　　　　　８億２，９６２万６千円（１３件）
　　　　配偶者暴力支援センターの設置　等　　（市民局）
　　　　引きこもり支援センターの設置　等　　（健康福祉局）
　　　　母子寡婦福祉資金貸付事業　　　等　　（子ども未来局）
　　　　旧広島市民球場跡地の活用　　　等　　（都市活性化局）

　　　・公の施設の指定管理者の指定に伴う補正（４４件）　　３９２億３０９万１千円

　その他、決算認定案・平成２０年度決算に係わる健全化の比率の報告・人事案件が提出されます。

２、会期及び審議日程について

　　９月２５日から１０月１６日までの２２日間

以上報告がありました。

＊驚いたのは、旧広島市民球場跡地の活用（都市活性化局）について、３月議会（当初予算）で、否決した「計画具体化の検討費用」の予算が、何の説明もなしで１，９３０万円再提出されました。

　３月議会で、「合意形成が不十分だ」・「集客力が認められない」等の理由で当初予算から削減しました。それと同じ予算を何の説明もなしで提出してこられました。

　市長は議会と行政を両輪として動かしていこうという気持ちがあるのでしょうか。何の説明もなしで提出してくるということは、議会に対して「喧嘩を売って来ていることになる」と私は思います。

　議会までも力でねじ伏せようと思っておられるのでしょうか。

　あまりにも独善的過ぎるのではないでしょうか。広島市民にとって非常に不幸なことが起こっています。