2009年3月

第1回定例会・予算特別委員会終了

2009年3月27日

 昨日(3月26日)の本会議で、2月から始まった議会が終了しました。本会議では昨日、書きました予算特別委員会での修正可決・否決に加えて、公明党が提出した政務調査費の減額案が可決されました。

修正可決された議案

第1号議案 平成21年度広島市一般会計予算

 広島市民球場跡地利用計画のうち具体的な、計画推進のための予算約1,900万円を減額修正

 (関係者の理解が得られておらず、跡地を10月まで使うという決定をしているのでまだ、時間が有る。関係者としっかり話し合って欲しい)

 

2、第55号議案 広島市地球温暖化対策等の推進に関する条例

 建築物環境計画書の義務付け規定を見直す等所要の修正を行なう。(分譲マンションに係わる環境性能広告の表示に関して、十分理解がされないまま義務付けられることは、市民等へ誤解を招く恐れがある)

平成21年10月1日施行となっているのを、年度初めの平成22年4月1日施行と修正

 

否決をした議案

1、 第38号議案 「広島市 市役所駐車場条例の制定について」

 市役所本庁舎の駐車場を有料化しようとする条例 否決

 この条例制定に賛成した議員は54人中1人だけでした。昨日も書きましたが、何も調整しないで提案すること自体が異常です。市長・議長は、これで同意を得られると思っていたのですかね。

2、第39号議案 「職員の勤務時間・休暇等に関する条例の一部改正について」

 公務員の勤務時間を、人事委員の勧告に従って15分短縮するという提案ですが現不景気かでは市民の理解が得られないという理由で否決

 

議員提案

 議員提案(公明党・自由民主党新政クラブ・ひろしま政和クラブ)の政務調査費を現在の34万円から、30万円に減額する案は、賛成多数で可決されました。

 

 残りの議案は全て原案通り可決されました。

 

総括質疑

2009年3月19日

 昨日(3月18日)は、予算特別委員会審議の最終日、総括質疑がありました。

1、児玉光禎(自由民主党新政クラブ)【佐伯区】      70分

 1)行政の公正・公平・透明性について

2、熊本憲三(ひろしま政和クラブ)【安芸区】        80分

 1)提案競技(コンペ)について

 2)安心・安全なまちづくりについて

 3)地球温暖化対策について

3、太田憲二(市民連合)【西区】               60分

 1)財政について

 2)現球場跡地利用について

 3)基本構想・基本計画について

 4)環境について

 5)時短について

4、西田 浩(公明党)【安佐北区】              30分

 1)里ライフ創造施策クロスセクションの取り組みについて

5、竹田康律(市民市政クラブ)【安佐南区】         33分

 1)土地開発公社の扱いについて

 2)身近な里山林保全促進事業について

 3)入札制度について

6、中原洋美(日本共産党)【南区】              44分

 1)学校適正配置について

 2)公共工事の事後調査について  

7、今田良治(爽志会)【安佐北区】              27分

 1)施設の有効活用について

  ・市営基町駐車場について

  ・中島町庁舎について

  ・東京会館について

 2)区役所機能の充実強化について

 3)緊急経済対策について

  ・地元製・産品の購入について

8、馬庭恭子(ひろしま未来クラブ)【中区】         27分

 1)指導調整団体の長期継続契約について

9、月村俊雄(自由民主党新政クラブ)【西区】       28分

 1)メセコンや2号高架など公共事業見直し委員会で見直した事業も、次期基本計画策定の検討材料となるのか

 2)現球場の跡地について

 3)新球場について

 4)広大跡地について

 5)子どもの権利条約について

10、松阪知恒(市民連合)【南区】              20分

 1)職員の人事管理について

 2)職員の健康管理について

11、米津欣子(公明党)【佐伯区】              41分

 1)成人祭について

 2)発達障害者支援体制づくりの推進について

 3)保育園事業について

12、沖宗正明(市民市政クラブ)【安芸区】         20分

 1)区民文化センターの運営について

 2)民生委員について

 以上12人の議員が予算特別委員会総括質疑をしました。最後の沖宗議員が終わった時間は7時PMを過ぎていました。

 昨日で全ての質疑は終わり、25日の委員会で委員会としての結論を出します。

 ハイライト

 質疑の内容は後日報告します。

 今回の予算特別委員会はとにかく市長さんがよく発言されました。 係長・課長の答弁まで市長さんがされ、全て市長さんの答弁で終わるという構図が出来、職員さんは大変苦労をされるなと思いました。組織としてトップが仕事を部下に任されない状態を作ったらその組織は衰退の一途をたどると思います。

総務委員会関係 2日目

2009年3月18日

 昨日(3月17日)は、総務委員会関係 2日目の審議がありました。

1、酒入忠昭(市民連合)【南区】            40分

2、平木典道(公明党)【東区】             37分

3、竹田康律(市民市政クラブ)【安佐南区】     30分

4、村上厚子(日本共産党)【東区】          30分

5、今田良治(爽志会)【安佐北区】          33分

6、谷口 修(自由民主党新政クラブ)【安佐南区】  20分

7、山田春男(ひろしま政和クラブ)【西区】      27分

8、都志見信夫(市民連合)【安佐北区】       40分

9、渡辺好造(公明党)【南区】             35分

10、母谷龍典(自由民主党新政クラブ)【佐伯区】  39分

11、金子和彦(自由民主党新政クラブ)【安芸区】  60分

 以上11人の議員が一問一答の質疑をしました。

 私は、市政120周年事業について質問をしました。広島市は明治22年に全国初めての市の一つとして市制を取り入れました。平成21年度が市制施行120周年となります。その事業について質疑をしました。

ハイライト 

 最後に時間が余ったので、先週の経済環境委員会での、中原議員への答弁で市長が「報告が無い」と委員会の最中、皆さんの面前で部下を怒り出した話をし、「組織を・人間を大事にすると言うことを考えたら、私ならあのような態度を取らないでしょう。人前で部下を怒ったら部下はメンツ丸つぶれで、決して組織は活性化しません。考えてください。」と言うような話をして最後に「いらんことを言いました。終わります」と帰ろうとしたら、真っ青い顔をした市長がすわったまま、「本当にいらんことよ」と結構大きな声で言われました。私は、がっかりしました。広島市の組織が強権政治のために活性化していないという事を日頃から感じていましたので、何とかしなければという気持ちと、少しでもという思いで言ったつもりが、チンピラの喧嘩のときの言葉のような品のない「本当にいらんことよ」という言葉が返ってきました。過剰反応をされる市長のことはよく解っていたつもりでしたが、今更ながらガッカリしました。広島市という組織が心配です。裸の王様状態のトップとイエスマンばかりが集まる広島市となって来ています。


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