2010年12月
【議会だより】議事運営委員会・各派代表者会議
昨日(11月30日)12月定例会の一週間前の議事運営委員会がありました。
1、提出案件の概要について
1)補正予算案及び条例案等について
一般会計補正額 44億3,216万円
経済危機対策に伴う補正 3億9,170万円
・若者の就業体験事業 741万7千円(国→県補助金)
・子宮頸がんワクチン接種 1億285万3千円(国→県補助金、市一般財源 半々)
・小児用肺炎球菌ワクチン接種 1億4,695万2千円(国→県補助金、市一般財源 半々)
・ヒブワクチン接種 1億3,447万8千円(国→県補助金、市一般財源 半々)
一般補正 42億8,566万3千円
・情報システムの高度化の推進(企画総務局)
・辺地共聴施設整備補助(企画総務局)ー国庫補助金
・財政調整基金への積み立て(財政局)
・生活保護(健康福祉局)(健康福祉局)38億8,768万5千円
生活扶助の増等に伴う追加額(生活保護世帯が非常な勢いで増えています)
・小規模福祉施設スプリンクラー等整備補助(健康福祉局)
・障害者就労訓練設備等整備補助(健康福祉局)
・西風館管理(健康福祉局)
・筒瀬福祉センター管理(健康福祉局)
・後期高齢者医療事業(健康福祉局)
・自立援助ホーム運営安定費助成事業(こども未来局)
・第8回中国国際造園博覧会への出展(都市整備局)
・給与改定に伴う減額補正(企画総務局)
給与 0,7% 期末勤勉手当 0,2月 減額
以上が提案されました。補正後の全会計は、1兆1,540億6,220万9千円となりました。
引き続き各派代表者会議がありました。
1、広島市議会基本条例(素案)〈修正案〉
9月28日に全員協議会を開き意見の聴取がありました。それを受けての修正案が出されました。出された意見はほとんど取り入れられていませんでした。共産党の言った意見の「議員の政治倫理」の候のみ取り入れていました。
元々、議長の諮問機関として創られた議会改革検討委員会に私の会派と後2会派は代表者が出ていませんでした。中身の議論はほとんどしていない会派が3会派もあります。特別委員会を作って検討してほしいと言う意見を言いましたが聞き入れてもらえませんでした。なぜ、そんなに急いで、議員改選を間近かに控えたこの時期に急いで結論を出そうとしているか理解できません。
2、広島市議会議員定数の削減について
前回の改選前に60人(法定上限数64人)を55人に引き下げました。考え方は、各区の人口割で定数を決めようというものでした。そうすると安佐南区を増員しなくてはならない状況が起こり、その時の社会情勢では増員はよくないという結論で安佐南区を増員しないという人口割で各区を割り振ると54名という数が出てきました。その時、南区が2名減となり一度に2名というのは厳しすぎるということで1名減の55名としました。今回は積み残しの南区の1名を減じ54人にしようという提案でした。
議会改革検討委員会の協議内容には入っていたものの話し合われた形跡はありません。そのため検討委員会が議長にこの件は返上しました。議長単独で話し合われていない問題を提案されました。議員の定数減はもっと前から話合わなくてはいけない案件ではないでしょうか?もっと早い時期に提案出来たはずです。4月に改選が迫ったこの時期に唐突な提案は、なじまないと思います。議長の強引な手法が目立ちます。