【市政報告】一般質問 2010:06:15:06:22:54
本日(6月15日)から、広島市議会6月定例会一般質問が始まります。
私は、本日(1日目)のトップバッターとして質問に立ちます。ここ1週間原稿作りに没頭しました。最初は次の5項目で質問をする予定でした。(発言通告はこのように出しました)
1、旧市民球場について
2、広島駅新幹線口地区整備について
3、バスセンターについて
4、自転車対策について
5、西風新都の整備について
原稿を吟味してる内に内容が膨大になり30分では質問しきれなくなりました。そこで現時点でどうしてもいっておかなければならない事項に絞りました。それが次の3項目です。
1、旧市民球場について
2、広島駅新幹線口地区整備について
3、西風新都の整備について
以上の3項目は本日役所関係のテレビで放映され、今後ケーブルテレビで放映されます。
今回の質問から落としたバスセンターについて掲載します。自転車対策については長くなりますので後日掲載します。
広島市が38.1%出資しているバスセンターについてお聞きします。
昭和28年末頃、それまで公営民営合わせて10社に登るバスが、それぞれ別個の発着場を設け、1日の発着台数は約600台、乗降人員は約3万人で年々増加の傾向にありました。
そこで、市内の中央に近代的なバス発着場を設け、広島市を中心とする都市交通の体系の整備と輸送力の増強、バス事業の発展を図ることなどを目的に、また、戦災復興の新都市計画の一環としてバスターミナル構想が広島陸運局から提唱されました。
そして、県・市・陸運局・鉄道管理局・財務局・郵政局・電話局の各長・広島商工会議所会頭で構成する広島市公共施設整備促進協議会が結成され、昭和29年12月バスターミナル株式会社設立要綱が決定され昭和30年3月に会社の設立を見ました。
その後、国有地の払い下げを受けた建設予定地内の不法建築物の立ち退き問題などの関係があって着工が予定より遅れ、昭和32年4月に起工、7月に竣工し、営業を開始しました。
そして昭和47年現在地にビルを建設し3階をバスターミナルとして使用し、広島市民球場側から高架で導入するという基本方針が決定されました。バスセンター改築案発表に伴い、そごう百貨店と大丸百貨店から出展の申し込みが有り、昭和44年交渉の結果、そごう百貨店の出店が決まり、バスセンター所有地の一部を賃貸し、そごう百貨店と共同でビル建設をすることとなりました。昭和49年9月完成し、10月10日に営業開始しました。
平成14年広島センター街はリニュウアルし「アクア広島センター街」となりました。
バスセンターについて言えば平成17年到着ホームを改修し、待合スペースを設置・平成18年出発ホームを改修し、待合室を3箇所新設・喫煙室新設をしました。バスセンター機能そのものは当時のままです。
先日、バスセンターを利用して沼田に帰りました。出発ホームの待合室でバスを待つ間、息苦しく非常に空気が汚いのに気付きました。
バスの乗り入れ台数は平成15年度61万2,871台、1日あたり1,674台でこれがピークでした。郊外バスの廃止・減便が進んでいる上、球場の移転、高速道路特別割引等の影響を受け、都市間高速バスも減少し総体的に減少傾向が続いています・平成21年度の総台数は55万7,533台で1日あたり1,527台となっています。
そこで質問します。
建設以来36年が経過していますが改修計画はどのようになっていますか。市民が毎日通勤・通学の足として使っています。バスセンターの環境対策は如何に考えておられますか。
『建築物における衛生的環境の確保に関する法律施行令』の第2条建築物環境衛生基準によりますと、例を二酸化炭素にとりますと100万分の1000以下となっています。現在のバスセンターの空気環境はどのようになっていますか。
広島カーボンマイナス70?2050年までの脱温暖化ビジョンによりますと、目標達成への道筋として、70%という大幅な削減目標は、これまでの対策延長では達成は不可能であり、達成のためには、革新的技術の開発・普及・社会経済システムやライフスタイルの抜本的な変革などのイノベーションが必要ですとしておられます。また、3項の運輸部門の削減シナリオでは、エコカーで快適モバイルとし、総合的な交通需要マネージメント・使いやすい公共交通機関・自転車都市広島・次世代自動車で快適なサービスを受けながらCO2を削減します。としておられます。
公共交通機関が集積するバスセンターです。建物の換気はもちろんですが、バスのエコ化をも含め、東京都のような対策・指導を念頭に、まず最初に手をつけなければいけないと考えますが、どのようにお考えかお答え下さい。
また、38.1%以上の出資をし、バスセンター歴代社長は広島市がOBを送り込んでいます。広島市として積極的に指導をしなければいけないと考えますがいかがですか。
お答え下さい。
【市政報告】6月定例会 議会運営委員会 2010:06:04:06:57:40
昨日(6月3日)6月定例会1週間前の議会運営委員会が開かれました。
1、国道2号線道路公害差止め・損害賠償請求事件について
平成14年8月13日広島地方裁判所に訴えを提起された上記の案件の判決が平成22年5月20日出されました。
内容は原告らの請求の一部を容認する判決が出されました。
その判決を不服とし、国と広島市が上告をするというものです。(控訴期限6月3日)
一部判決で原告の言い分を容認、
・昼間の屋外騒音値が65dBを超えるもの
・道路から1列目に居住するもの(大気汚染による洗濯物の汚れ等の被害)
以上2点を不服として国と共に上告します。
2、6月定例会の運営等について
1)提出案件の概要
ア、補正予算案及び条例案について
補正予算案
経済危機に伴う補正(国から県に交付され市に交付されるもの)
・ふるさと雇用再生特別交付金事業 1,497万円
・緊急雇用創出事業臨時特例交付金等事業 4億4,047万7千円
・その他 2億3,203万5千円
全て国からの交付金を県経由で給付されるもので臨時職員等を雇用するものです。
2)一般補正案 6,453万9千円
・2010年ノーベル平和賞受賞者世界サミットの開催支援 2,508万7千円
平成22年11月にノーベル平和賞受賞者世界サミットの開催を支援する。
官民一対となって支援を行なう。
事業費 3,360円
県・市で1,680円づつサミット推進協議会への負担金とする。
歓迎行事その他 828万7千円
(歓迎昼食会等)
・児童福祉施設入所児童等特別支援事業 2,600万円
子ども手当て対象外となっている児童福祉施設入所児童を支援する
・農業担い手確保対策 895万2千円
新規就農者等を支援する
・広島大学本部跡地の有効活用の促進 450万円
有効活用を図るため具体的な事業手法等について検討する。
条例案
・旧市民球場条例の廃止について
8月1日をもって廃止する
後4本の条例は法律・税制が変わったための変更
その他の議案
・市道の路線認定廃止・市立大学の中期目標を定める・契約の締結等です。
専決処分承認案
市長が専決処分にした案件の承認を行う。
・広島市健康保険条例の一部改正(5月19日専決処分)
・特別養護老人ホーム神田山長生園敷地法面崩落事故の上告(5月6日専決処分)
・市立大学業務に関する料金の上限の認可(4月1日専決処分)
報告
繰越明許費の繰越報告等(4件)
イ、人事案件
・農業委員会委員の推薦
・人権擁護委員候補の推薦
・常任委員会委員及び正副委員長の改選
・議会運営委員会委員及び正副委員長の改選
・監査委員の改選
・広島県後期高齢者医療広域連合議会議員の改選
ウ、永年在職表彰議員に対する感謝決議
15年在職者
エ、会期及び日程について
6月10日ー6月22日 13日間
日程は1ヶ月前に示した通り
以上決定されました。