【市政報告】文教委員会 2010:06:19:06:27:41

2010年6月19日

  昨日(6月18日)文教委員会が開催されました。
1、第52号議案
 平成22年度広島市一般会計補正予算(第1号)中
 第1条第2項 第1表 歳入歳出予算補正のうち
 9教育費
 1)学校支援員配置事業 132、843、000円
  経済危機対策としての追加額
  教職員の負担軽減を図るため、臨時職員を雇用する。(半年)

 2)学校ICTサポート員派遣事業 155、183、000円
  経済危機対策としての追加額
  学校ICTサポート員を全市立学校に派遣する

以上補正予算として上程されていました
    原案通り 可決

誓願・陳情について
29、教育格差をなくし、子どもたちにゆきとどいた教育を求めることについて
    継続審査

付託案件外 発言
1、藤井俊子(日本共産党)「安佐南区」
 1)子どもの権利条約と子ども条例について
 2)学校統廃合について
 3)学校体育館のバリアフリー化について

2、真庭恭子(ひろしま未来クラブ)「中区」
 1)統廃合問題について

 建設委員会では、旧広島市民球場条例廃止が議論されました。なぜそんなに急いで解体するのだという議論が沸騰しましたが、原案通り解体することが5対3で可決されました。

 予算特別委員会では、球場解体予算は可決したものの廃止条例は否決しもっと市民合意を取り付けなさいとしましたが、3ヶ月で何も変わっていないのに可決されました。前回は公明党、共産党の賛同を得ましたが、2党とも賛成に回りました。市長・議長と裏取引があったのではないかと噂されています。

 22日の議決の日で結審されます。

【市政報告】6月定例会一般質問3日目 2010:06:18:05:51:08

2010年6月18日

 昨日(6月17日)6月定例会一般質問3日目が行われました。

1、真庭恭子(ひろしま未来クラブ)「中区」
 1)平和推進について
  ・NPT再検討会議、平和市長会議等からの課題について
  ・被爆継承について
 2)保険福祉について
  ・介護保険10年目から見えてくる課題について
  ・地域包括支援センターについて
 3)子ども施策と教育について
  ・広島市子ども条例制定をめぐって
  ・メンター制度拡充について
 4)女性施策について
  ・今後のDV対策について
 5)道路施策について
  ・高速道路の騒音対策について
  ・歩道の整備について

2、酒入忠昭(市民連合)「南区」
 1)地球温暖化対策について
 2)オリンピック招致について
 3)高校生等の就職支援について
 4)二輪車駐車場対策について
 5)生徒の保護者の理不尽要求対策について
 6)保育所待機児童対策について
 7)生活保護の適正支給について
 8)西飛行場の存続検討について

3、星谷鉄正(公明党)「中区」
 1)高齢者が安心できる社会について
 2)子ども施策の推進について
 3)受動喫煙の防止対策について
以上3人の議員が一般質問を行いました。

質疑
1、児玉光禎(自由民主党新政クラブ)「佐伯区」
 1)第52号議案
  平成22年度広島市一般会計補正予算(第1号)
 2)第53号議案
  旧広島市民球場条例廃止について
 3)第63号議案
  契約の締結について
  (広島南道路観音工区上部工事、その1)

2、山田春男(ひろしま政和クラブ)「西区」
 1)第52号議案
  平成22年度広島市一般会計補正予算(第1号)
 2)第53号議案
  旧広島市民球場条例廃止について
 
3、中原洋美(日本共産党)「中区」
 1)第52号議案
  平成22年度広島市一般会計補正予算(第1号)
 2)第55号議案
  広島市市税条例の一部改正について
 3)第59号議案
  公立大学法人広島市立大学中期目標を定めることについて
 4)第63号議案
  契約の締結について
  (広島南道路観音工区上部工事、その1)

4、三宅正明(新保守クラブ)「安芸区」
 1)第52号議案
  平成22年度広島市一般会計補正予算(第1号)
 2)第53号議案
  旧広島市民球場条例廃止について

5、桑田恭子(ひろしま未来クラブ)「佐伯区」
 1)第52号議案
  平成22年度広島市一般会計補正予算(第1号)

6、母谷龍典(薫風会)「佐伯区」
 1)第53号議案
  旧広島市民球場条例廃止について
以上6人の議員が質疑を行いました

 昨日(6月17日)6月定例会一般質問3日目と質疑がありました。(オーダー表を役所に忘れましたので後で追加します)

 質疑では6人の議員が質問しました。その中で4人の議員が旧市民球場解体について熱く質疑をしました。

・新球場では芝の生育などで約70日しか市民には使わせていない。旧球場では約120日使わせていた。50日の市民使用をどのように担保するのか。マツダスタジアムは税金で作った、正式名称広島市民球場ではないのか。と言う質問に対して

 「指定管理者(広島東洋カープ)との話し合いでそのようになっている。もっと使えるよう指定管理者と話します。」と言う過去と全く変わらない答弁でした。

・市議会の条例否決と言う重み(2月議会で予算案は1本の議案なので解体費を可決できなかった。苦肉の策で条例案を否決しました)をどのように感じるのかと言う質問には

 市長が少し興奮して「市議会の議決の重みはしっかり感じています。だから予算を可決していただいているので、予算を執行しようと今回に条例を提案しました。」と言う詭弁の答弁をしました。子どものような人の気持ちを逆なでするような答弁を市長自らしました。市議会の真意を汲み取ってください。と再三言って来ています。解っているのに議論のための議論を頭の良い?瞬間湯沸かし器の市長さんがされました。職員の答弁もこれまでの答弁の繰り返しで限界が来ています。

 しかし、市は色々な手を使ってこの解体案を可決しようとしています。市民の反対が熱を帯びてきているのはどうしてですかね。議員それぞれも感じてきていると思います。広島市議会は一般的に言われている市民派の議員が、今までの構図と逆転してきています。今まで市民派を名のっていた会派は市長の御用会派となってきていると思います。(市の出した議案には全て賛成)

 球状解体は本当の意味で市民合意が取れてからでも遅くないと思います。

 6月15日商工会議所の運営委員会がありました。その中にこのたびのパースが提出されました。それに対してある委員から「電車通りに面した一番良い所に地元でない業者(エヌ・ティ・ティ都市開発株式会社)がパピリオンを建設することとなっている。(それは地元の商工会議所としては納得できない」(商工会議所の委員会は全員一致が原則)となり、6月の【常議委員会】への提案は見送られました。商工会議所はこの市の出した案を機関決定していません。

 ともあれ、今日の建設委員会で方向は決定されます。少し先行きが暗いのではないかと思っています。そして、22日の議決で決定されます。最後の最後まで、【そんなの急いで解体する必要はない】と言うことを訴えていきます。


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