2011年5月

【市政報告】臨時会1日目

2011年5月17日

 昨日(5月16日)臨時議会が始まりました。会期は5月16日から5月18日までの3日間となりました。1日目は会期を決めて散会となりました。

 終わった後会派で、議長・副議長候補を決めるための会議を持ちました。まず議長候補について話し合い「立候補制」を採用することになり12時までに届け出てもらいました。6名の議員さんが名乗りを挙げられました。再度集まり6名の議員さんに挨拶をいただき、どのように決めていくか話し合いました。色々な意見が出ましたがまとまりません。最後に幹事長・副幹事長に調整を任そうということになりました。

 それからが大変でした。6人の議員とそれぞれ話し合いを持ちました。決定できたのは4時PM過ぎでした。議長候補に木島 丘議員・副議長候補に金子和彦議員となりました。その後公明党と話し合い「政策協定」を結んで協力して議会運営に当たるということになりました。

 色々な議論はありましたが、今まで今回のように会派内全員でオープンに話し合ったことはありません。まだ色々な問題は残っていますが、議会改革が1歩前進したのではないかと思います。

 5:00PMまでに議事課に出された議長候補は次の通りです。明日議会の始まる前に議長候補による立候補表明(5分以内)が有ります。

○木島 丘(きじまたかし)議員
  77才当選九回
  ひろしま保守クラブ


○月村 俊雄(つきむらとしお)議員
  68才当選九回
  市民改革クラブ

【市政報告】ひろしま保守クラブ

2011年5月14日

 昨日、ようやく新しい会派が出来ました。「自由民主党新政クラブ」「ひろしま政和クラブ」「新保守クラブ」「薫風会」が合体し21名の議員となりました。幹事長 山田晴男・副幹事長 三宅正明 谷口 修と決まりました。16日に臨時議会が開会されます。臨時議会は議会人事を行います。我々の会派からも議長・副議長候補を出さなくてはいけません。選挙は17日に行われる予定です。16日中には候補を絞らなくてはいけません。長い1日となりそうです。

 長い道のりでした。それぞれの議員さんには、それぞれの思いが有り、それをまとめるのは大変でした。議会人事を絡めると会派の合体はできません。議会人事は会派が出来てから、オープンでやりましょうという合意で人事については一切話しませんでした。大人数の会派になりました。これからが大変だろうと思います。それぞれ個性のある人ばかりの集団です。全員が少しづつ我慢をして会派を運営していかなくてはいけないと思います。

世話人会

 3時PMから世話人会が有りました。議長・副議長選挙で立候補者が所信表明演説をするという提案を受けての会でした。私の会派は単なるパーフォーマンスは、するべきでないという理由で反対をしました。前にも書きましたが、議長を決めるときは会派同士で話をし、立候補が決まったときはほとんど決定しています。また、議長に立候補する人が何を話すのでしょうか。予算の提案権のない議員が行政課題については「あれもやりますこれもやります。」というようなことは言えないと思います。立候補した人が全員、「議会改革をします。」これしかないと思います。いかにも透明化したようなパーフォマンスをして市民を欺く行為だと思います。議会は数集めのパワーゲームの要素が有ります。このことも市民に理解してもらわなければならないのではないかと思います。

 世話人会は全会一致が原則です。私の会派が反対をしていたならばいつまでも結論が出ません。根幹にかかわることではないので、会派に帰り妥協することをお願いし、妥協しました。

決定事項

 定例会前に、議場で議長候補者のみ5分以内で所信表明を行う。また、立候補していない人に投票があり、当選しても無効にはならない。ちなみに政令指定都市でこのことを行っている議会は、名古屋市・さいたま市・千葉市です。この3市は民主党が非常に強い市です。

【市政報告】世話人会

2011年5月10日
昨日(5月9日)、10時より広島市議会「世話人会」が有りました。議会は、党派・会派の構成で成り立っています。3人以上が会派として認められ議会運営委員会に出席して意見が言えます。本会議の発言も2人以下の議員は議長の許可がなければ発言で来ません。改選期には会派届を出すまでは体制が整っていません。そのため最年長議員をまとめ役として、世話人会が持たれます。議長が決まるまでの臨時会等の日程を決めます。今年のまとめ役は「海徳貢議員(81歳)」でした。臨時会で議長が決まるまで、臨時議長も行います。

決定事項 

 ・会期は、5月16日ー5月18日までの3日間となりました。

 ・会派届を5月15日までに提出する。

 ・それまでの控室は従来までの部屋を使う。従来の部屋のない議員は1階の議員応接室を使う。

 ・臨時議会での議場での席順は、あいうえお順とする。

 ・今年から議長が決まるまでは、市長以下理事者は出席しない(自治法に理事者の出席は議長の要請によるとある)

 ・議長の立候補制についての要望がありましたが、5月13日に再度集合し結論を出す。

 議長の立候補制については、議会を開く前に議長に立候補しようとする者が、全員の前で所信表明演説を行うことになります。議長候補については、各会派で調整をして代表を決ます。そして、それぞれの代表について各会派が数集めをします。数集めの段階で議長はほとんど決まっています。立候補制を取り入れるということが、市民の前に透明性を測ったように見えますがどうなんでしょうか?市民の目を欺くパーフォーマンスのような気もします。また、議長に立候補した人が何を議員に訴えるのでしょうか。「議会改革」しか有りません。どの候補も同じ内容を言うしかないと思います。行政課題について「あれもやります。これもやります。」ということは議員として言える内容ではありません。議会はある意味では「パワーゲーム」です。その現実も認めなければいけないと思います。


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