【市政報告】世話人会 2011:05:10:07:46:50
2011年5月10日
昨日(5月9日)、10時より広島市議会「世話人会」が有りました。議会は、党派・会派の構成で成り立っています。3人以上が会派として認められ議会運営委員会に出席して意見が言えます。本会議の発言も2人以下の議員は議長の許可がなければ発言で来ません。改選期には会派届を出すまでは体制が整っていません。そのため最年長議員をまとめ役として、世話人会が持たれます。議長が決まるまでの臨時会等の日程を決めます。今年のまとめ役は「海徳貢議員(81歳)」でした。臨時会で議長が決まるまで、臨時議長も行います。
決定事項
・会期は、5月16日ー5月18日までの3日間となりました。
・会派届を5月15日までに提出する。
・それまでの控室は従来までの部屋を使う。従来の部屋のない議員は1階の議員応接室を使う。
・臨時議会での議場での席順は、あいうえお順とする。
・今年から議長が決まるまでは、市長以下理事者は出席しない(自治法に理事者の出席は議長の要請によるとある)
・議長の立候補制についての要望がありましたが、5月13日に再度集合し結論を出す。
議長の立候補制については、議会を開く前に議長に立候補しようとする者が、全員の前で所信表明演説を行うことになります。議長候補については、各会派で調整をして代表を決ます。そして、それぞれの代表について各会派が数集めをします。数集めの段階で議長はほとんど決まっています。立候補制を取り入れるということが、市民の前に透明性を測ったように見えますがどうなんでしょうか?市民の目を欺くパーフォーマンスのような気もします。また、議長に立候補した人が何を議員に訴えるのでしょうか。「議会改革」しか有りません。どの候補も同じ内容を言うしかないと思います。行政課題について「あれもやります。これもやります。」ということは議員として言える内容ではありません。議会はある意味では「パワーゲーム」です。その現実も認めなければいけないと思います。