【市政報告】基本構想・基本計画特別委員会 2日目 2009:10:09:05:59:14
基本構想・基本計画特別委員会 2日目がありました。昨日も同じですが、議員全員が、もっと解りやすい文章にすべきだ。カタカナ語(パートナーシップ・モデル等)は、非常に解り難いので出来るだけ使わないようにするとか、注釈を解り易く添付するとか考えて欲しいと言う意見が、続出しました。
私は今回の特別委員会に出席して、二日間の質疑を通して感じたことは、10年に1度の基本構想・基本計画策定と、市長が代わることでの「市長公約」(マニフェスト)との関係はどのように考えたら良いか理解に苦しみました。(政治と行政の関係)
また、現在の基本構想・基本計画は、前市長の下で作られた条例で、また、何もかも盛り込もうとして、全ての分野について述べられ、非常にボリュウムの厚い物となり、解りにくくなっています。今回の条例については、それを上回って、非常に部厚い、解り難いものとなっています。「地方自治法」では、基本構想の規定があるだけで、それも期間とか時期とか何も規定されていません。その条例に、こんなに時間とお金をかけるべきか、考えさせられました。広島市の将来は、こう有るべきだと言う事を決めるわけですから、もっとシンプルに解り易くするべきだと思いました。
*地方自治法/第2編 普通地方公共団体
昭和22年4月17日 法律第67号
最終改正 平成11年7月22日 法律第107号
第1編 総則
第2条
4 市町村は、その事務を処理するに当たつては、議会の議決を経てその地域における総合的かつ計画的な行政の運営を図るための基本構想を定め、これに即して行なうようにしなければならない。
7人の議員が質疑に立ちました。
1、中森辰一(日本共産党)【西区】
1)「安心して子供を産み育てることのできる環境の整備」について
2)障害者福祉の充実について
3)広島大学本部跡地について
4)高速5号線について
5)食糧自給率向上の取り組みについて
2、今田良治(爽志会)【安佐北区】
1)計画の位置づけ・役割について
2)基本計画の役割について
3)市民に分かりやすい記述にすべき
ア、パートナーシップ・モデルについて
イ、学校教育について
ウ、意味不明な施策について
4)広島平和研究所について
3、桑田恭子(ひろしま未来クラブ)【佐伯区】
1)広島市基本構想について
2)第5時広島市基本計画、分野別の記述について
ア、広域交通機能の充実
イ、計画の推進について
ウ、千客万来の都市の実現
エ、持続可能な市場経済の創出等
4、橋本昭彦(ひろしま政和クラブ)【東区】
1)広島市基本構想について
ア、広島市の都市像について
イ、基本構想の文字表現について
ウ、パートナーシップについて
エ、教育など多様な分野におけるメンターの活用について
2)広島市基本計画について
ア、環境問題、地球温暖化対策、カーボンマイナス70問題について
イ、石油供給量、石油価格変動による対応について
エ、千客万来の都市の実現について
オ、水辺を生かしたまちづくりについて
3)総合的な都市交通対策の展開について
4)家庭の教育について
5)東区の計画について
5、田尾健一(市民連合)【安佐南区】
1)核兵器廃絶と世界恒久平和の実現について
2)環境と人とのパートナーシップの構築及び安全・安心の確保と生活基盤の整備について
3)子どもの未来の創造について
6、碓氷芳雄(公明党)【安佐南区】
1)基本構想・基本計画について
2)都市内交通体系の整備について
3)少子化・高齢化の進展など社会の様々な環境変化への対応について
4)「産学公民」連携の推進について
5)広域交通機能の充実について
6)2020年までの核兵器廃絶を目指した取り組みの推進について
7、竹田康律(市民市政クラブ)「安佐南区」
1)基本構想・第5時基本計画(案)の策定について