【市政報告】子育て支援対策等特別委員会 2009:05:23:06:02:23
昨日(5月22日)、子育て支援対策等特別委員会が10時AMより開催されました。特別委員会は平成19年6月28日に、「大都市税財政対策等特別委員会」「都市・経済活性化対策特別委員会」「子育て支援対策等特別委員会」と言う3つの委員会が立ち上げられ2年の任期で審議してきました。今回はその特別委員会の最終会議でした。この特別委員会の特徴は、調査・研究のための委員会で結論を出す委員会ではありません。
そのための弊害が出ています。?弊害と言いますか、当局がこの委員会で報告して議会には報告し承認?を得たと言う使い方をしている部分を感じます。内容は、後に印刷物を配っているものの、3分の1の議員しか知りません。議員側の勉強の仕方も悪いんでしょうが、もう少し丁寧な扱いがあっても良いと思います。
私は、子育て支援対策等特別委員会に所属しています。今回最後の委員会の説明内容は次の様な内容でした。
子育て支援対策等特別委員会
1.子育て支援パワーアッププログラム2009について (こども未来局)
2.子どもの権利に関する条例(仮称)の検討状況について (こども未来局)
3.子どもに関する施策の総合的な計画の策定について(こども未来局)
4.広島市男女共同参画基本計画(第2期)の推進状況(平成20年度)について (市民局)
5.子育て支援に関する国の動向について (こども未来局)
1.子育て支援パワーアッププログラム2009について (こども未来局)
平成10年5月に「広島市児童育成計画」を策定、平成17年3月には、どう計画の期間満了による改定に合わせて「広島市新児童育成計画」を策定しています。
平成19年わが国の合計特殊出生率は1,34、広島市は1,37でいずれも2年連続上昇しましたが全国の出生数は、2,856人減少し、少子化に歯止めがかかったとは言える状況ではなく、子育て支援の重要性がこれまで以上に高まってきている現状があります。そのため、「新児童育成計画」に基づき、子どもの成長に応じた様々なニーズや課題に対して、総合的、体系的、多角的に支援策を検討し取り組む必要がある。そのため今年度は「子育て支援パワーアッププログラム2009」として取りまとめ説明がありました。
2.子どもの権利に関する条例(仮称)の検討状況について (こども未来局)
骨子(試案)に対する市民意見募集に実施について
(1)意見募集期間
平成20年(2008年)11月15日から平成21年(2009年)2月28日まで
(2)広報
ア、「広報ひろしま市民と市政」平成20年11月15日号
イ、人権啓発広報誌「しあわせ」平成20年11月30日配布
(3)市民意見の募集の結果
ア、意見提出者数、件数
357人、574件
この条例に対する市民の意見の説明がありました。
賛成意見・反対意見と色々とありました。しかし、子ども権利条例をなぜ作らなければいけないかという意見に対する説明は説得力を感じませんでした。
3.子どもに関する施策の総合的な計画の策定について(こども未来局)
広島市新児童育成計画の計画期間が平成21年度で満了することに伴い、あらたに子どもに関する施策の総合的な計画を策定しることの説明(平成22年度から平成26年度まで)
4.広島市男女共同参画基本計画(第2期)の推進状況(平成20年度)について (市民局)
平成15年6月広島市男女共同参画基本計画を策定し、第1期推進機関が平成19年mでだったので平成20年第2期推進計画を策定しました。その進捗状況についての説明がありました。
5.子育て支援に関する国の動向について (こども未来局)
次世代育成支援のための新たな制度体系の設計に向けて国が平成21年2月24日に発表した施策の概要とポイントの説明があった